2014年01月20日

アンディがMayor of Simpletonを語る:“このXTCファンに人気のあるベースラインは実は僕が科学的に精密設計した。バッハ的な完璧な対位法関係を持つラインにしたかった。歌詞は知的であることよりも愛情深い方が優れているというシンプルなメッセージ”

2007年1月07日

http://chalkhills.org/articles/XTCFans20070107.html

Andyが語る: Mayor of Simpleton

“このXTCファンに人気のあるベースラインは実は僕が科学的に精密設計した。バッハ的な完璧な対位法関係を持つラインにしたかった。歌詞は知的であることよりも愛情深い方が優れているというシンプルなメッセージ”



TB(インタビュアー): このベースラインについてですが。

AP(アンディパートリッジ): そう! このベースラインについては謙虚さなど捨てて話します。というのは大いに自慢をすることに励もうというのが今年の決意なんです....

TB: まあ、あのベースラインはアンディのアイデアなのですから、当然でしょう! アンディのアイデアであることは明らかです -- デモに入ってますから。

AP: [クスクス笑い] 良くファン達が投票で “Colinのベースラインのベストを投票しよう”とか何とかやるけど、彼らが気が付いてないのは、投票結果に入るベストベースラインの二つ -- "Vanishing Girl"と"Mayor of Simpleton" -- 実は、Vanishing Girlのベースを弾いてるのはこの僕…

TB: それは知らなかったです。

AP: 本当。 あと、"What in the World?"のベースを弾いてるのも僕ですよ。 --

TB: まさか!

AP: ベースが僕 -- リズムギターがColin。

TB: それでは、あの二曲もベースラインはアンディのアイデア?

AP: その通り。

TB: 面白いですね -- 今までずっとあれはColinがマッカートニーを真似しているとばかり思っていました。

AP: いや、デュ−クスでは僕らは生録音しないといけなかったんです。(デュ−クスオブストラトスファーのアルバムはあくまで60年代の再現をするのが目的だったので、レコーディング機器等も一切最新の技術を用いることはしなかった。)だから、Colinはどう考えてもベースとリズムギターを同時にプレイ出来なかったわけ。Colinの曲だから、彼の作ったリズムギターのコードがどうなのかがわからなくて、コードを教えてもらうのではなく、僕が言ったのは "あのさ、おまえがコードをプレイして、俺がベースをやる。そうすれば、昼食前にこのレコーディングが終わるだろ!”

でも、ファン達が投票するColinのベストベースラインが"Mayor of Simpleton"なんですよ。Colinはあのベースラインを弾くのに大変な思いをしてましたね。 凄くキッチリしてるから。 あのベースラインを作るのにかなり時間が掛かった。J.S.バッハ的な発想で、コードの位置と、メロディの位置に対して一音一音が完璧な対位法関係を持つようなベースラインにしたかったんです。 ベースはパズルの3分の1ってこと。

TB: Andyはそれを良く自分の曲でやっていますよね。

AP: そう、衝動脅迫ですよ。 多くの僕の曲では、Colinには具体的にどのコードを弾くのかは言わないんですが、この曲だけに関しては言ったんです。“このベースラインを弾いてくれないと困る。これを作るのに何週間も掛かったんだから”。ベースの音を一音づつ作っていったんですよ。ボーカルの音の位置に、3和音のどれかの音を省略してある各ギターコードの位置に、その省略形コードを鳴らすギターの実際の一音一音の位置に、それぞれベースの音を重ねていったんです。このベースラインは科学的に作られたんです。全ての音が完璧に正確な位置に配置されるよう精密設計されたわけ [笑]。 Colinは気に入ったはずですよ。だって、二人してこれは大学の鐘の響きみたいだって話してたくらいだから。
(注:対位法:複数の旋律を、それぞれの独立性を保ちつつ互いによく調和させて重ね合わせる技法。旋律をいかに同時的に堆積するか。1つのメロディに対し、新たな(複数の)メロディを同時に奏でる技法。対位法の技術を駆使した曲にはバッハが確立したFugaという形式が有る。)

TB: なぜ、そういう猛烈に忙しないベースラインを入れる必要があったんですか?

AP: この曲を、前へ前へと進ませるため。 すばしっこい足みたいな感じにしたかった。喜びの感じを持たせたかった。 ガキの頃、走るのが好きでね -- 実は、今でも走ってる夢を見たりしてるんです。 まあ、今走ったら、およそ30歩くらいのところで心臓発作で死ぬ [笑]、でも、本当にガキの頃、走るのが大好きで、走ってハイになってたんですよ。 このトラックでは、そういう足早に前に進んでいく感じが欲しかったので、ベースにかなりの推進力となってもらわないといけなかったわけ。 ギターはこんな感じで[ギターパターンを歌う] -- まるでシーケンスされたように聴こえるんですが、実はそうじゃない。 実際に演奏したんです。 ベースは連続的なアルペッジォに対抗して進んで行って欲しかったんです。 それで、当然ドラムもそれにガッチリ組み合わされているわけ、バスドラムが猛打されながら。

だから、そう、Colinには極めて大変な事だったが、遂にプレイが出来るようになってくれたんです。というのも、僕らがラジオライブツアーをやった際に、この曲をプレイした時、あいつはアコースティックギターでそのベースラインをプレイしてましたから。

TB: ここで少し歌詞について。 あのダメ男である事に対する自負心みたいのはどうやって思いついたんでしょう? それが、Andyにとってのテーマみたいになっているのは知っていますが、でも、通常、Andyの言うダメ男というのは誰かの為にお金を稼ぎたいのだがその金がない、というところから来ていますよね。

AP: おお、そうそう。自分の曲には金銭的な悩みの曲が沢山ある。 [ため息] 多分、この曲ではちょっとウソつき野郎になってます。だって、僕はこの歌で言うようなバカではないですから。 ここで言いたいのは、人間の感情、そして、正直な心の暖かさの方が、辛辣で冷たく殺菌されたような知力よりも優れているってことだと思います。 知的であることよりも、愛情深い方が優れている -- という、かなりシンプルなメッセージ。

恐らく、この歌詞はわずかに自叙伝みたいになってるかも知れないなあ。 最近、自分の学校時代の成績表を見つけたんですけど -- それを見たら、いかに十代の頃、学業への興味がどんどん薄れていったかがわかるわけですよ。 一番最初の成績表ではかなり色んな事で良くやってたんだけど、その後本当に興味を失ってしまったんですね。 あれを見てると、14、15ぐらいまでにはどうでも良いっていう態度がわかるんです -- とにかく、学校なんてどうでも構わない。

自分は社会に出ても何をしても成功しないだろうというのがもう大方予想されていたんです。 でも、成功というのは学業ではないって分かってたから。 それは自分の人生にとって重要なものではないって。 グラマースクール(日本の中学・高校に当たる)に行って3、4年だが何年だか勉強するのではなく、学校は15歳で退学しようと決めたんです。

TB: おっ、そんなに早くに学校を辞めたんですか?

AP: その通り。 学校を辞めるのを待ちきれなかった。 大嫌いだった。 馬鹿な奴らが死ぬほど嫌だった -- 馬鹿な教師、馬鹿な生徒達はもっと性質が悪かった。 しょっちゅういじめに遭ってたんですよ。僕は強くなかったし、やせっぽちで、アートタイプだったからさ。それにスポーツが嫌いだったでしょ。 だから、そう、この歌には若干自叙伝的な面があります。

TB: でも、アートスクールに入学したんですよね。

AP: そう、一時、グラフィックデザイナーになろうかなんて思っていた。 今は、アルバムスリーブのカバーとか、そういうのやってるけどね。でも、カレッジで一年半経ってまたすぐに「これだってただの学校だろ」と気が付きました。当然、その頃には、既に音楽をやることに興味がどんどん募っていたわけ。それで、自分は音楽で食っていけるみたいなクレージーな妄想をしていたんです。

TB: ものすごいビッグになるぞって。

AP: グロテスクなほどビッグにね! [笑]
posted by Miko at 11:24| ニューヨーク ☀| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月11日

XTCの最高傑作だと言われるSKYLARKINGの極性エラーを直したCDが来年の初頭に出る!!アンディ「他のCDバージョンのどれよりも良い。このバージョンこそがこのアルバムの正しい音だ!」

XTCの最高傑作だと言われるSKYLARKINGの極性エラーを直したCDが来年の初頭に出る!!アンディ「他のCDバージョンのどれよりも良い。このバージョンこそがこのアルバムの正しい音だ!」

この極性エラーとは何か!どうやってそんな不具合が発生したのか?アンディが説明してます。


http://www.ape.uk.net/news/archive_stories.php?newsid=345

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まずは、過去のツイートから:

2012年5月17日のアンディのツイート「最近出したスカイラーキングのアナログ盤が最も天啓。極性が補正され全ての音が正しくはっきり聴こえる」

1.22.2013
Skylarkingの極性の反転の問題は前回のレコード盤リマスターで直したが、これをCDで出す予定は?アンディP:"出来れば近い将来APEハウスからCDで出したいなあ。極性反転を直したら本当にサウンドが良くなった。"

3.14.2013
アンディが言うにはSkylarkingの極性の問題を直したCDがもうすぐリリースされるって。最高の音だって。Corrected polarity version will be available soonish,that will+sounds GREAT”

12.5.2013
今日のアンディ「今日SKYLARKINGの極性エラーを直したCDを聴きました。他のCDバージョンのどれよりも良い。みんなラッキーだね。もうすぐリリースしますよ。このバージョンこそがこのアルバムの正しい音です」

5/19/2012 アンディ「(スカイラーキングの極性のエラーについて)トッド・ラングレンが自分のスタジオにレンタルデジタルテープマシーンを誤配線しちゃったのが原因。極性エラーはどこのスタジオでもしょっちゅうあること」

そのアナログ盤と同じことをしたのがこのCD盤。以前はXTCの音源のCDリリース権がなくアナログしか出せなかったが、今回EMIから期限付きでCDを含む版権を手にしたため、数年前の極性の反転を直したアナログ盤と同じことをしたCDにして出す。

12.10.2013
アンディ「極性エラーはマスターリングで発生する。神の様な耳を持ったエンジニアジョンデントによるとアルバム約4枚の内1枚に起こる」ファン「それは狂気だ...何故そんな事が起こるのか?彼等はプロでしょ?」アンディ「だ〜れも気がつかなかった...ジョンデントが気がつくまで」

12.10.2013
アンディ「極性エラーは、マスターリングの世界では良くあることだと聞いた。マルチとミックス間にたった一本の間違ったケーブルがあるだけで発生する」

何故、2010年に出したその極性エラー補正したバージョンはアナログだけしかリリースしなかったのか?理由は、原盤権所持してるEMI(ヴァージン)からはアナログリリース権しか許可されてなかった。今期限付きでCDリリース権を譲ってもらっている。それも色々条件付き。例えばDL版権は今だ持っていない。それはXTCはEMIと交渉中。

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2010年6月30日のアンディのレーベルAPEからの正式なるSkylarkingの極性エラー問題修正したヴィニール盤リリースの発表の和訳:

In the course of world renowned mastering engineer John Dents work on preparing the new double vinyl set of XTC's Skylarking for release, an interesting and wonderful thing has been discovered.
世界的に著名なマスターリングのエンジニアであるジョン・デンツがXTCのSkylarkingの新しいダブルアナログ盤をリリースするに向けて準備に取り掛かっている最中に、興味深く、且つ、素晴らしいことを発見した。

John has informed us that that somewhere in the chain from Todd Rundgrens Utopia sound studio and Londons Master room studio, way back in 1986, a fault has occurred that means all of the versions of Skylarking you've ever heard, on CD or vinyl, have sounded...how shall we put this?... wrong.
ジョンが説明してくれたのはこういう事:1986年当時、トッドラングレンのユートピアサウンドスタジオとロンドンのマスタールームのスタジオの間のどこかで、不具合が発生した。そのために、今まで皆さんが聴いてきたSkylarkingの全バージョン、つまり、CD、あるいはアナログ盤は....なんて言ったらいいのか....“間違った”サウンドだったですね。

How can this be I hear you think, sounds fine to me?
きっと皆さんは僕に“一体、どうやったら、今まで普通のサウンドに聴こえていたのか?”と思うでしょう?

The band themselves always had a nagging doubt that the album sounded a little too thin and bass light, not like they remembered it sounding from the recording process.
実は、僕らバンドメンバーの間でも、いつもこのアルバムはややサウンドが薄すぎだしベースも軽すぎではないか?という疑いを拭いきれなかった。レコーディングの時に聴いて憶えている音とは違っていたんですね。

Well, what John has identified is that the previous vinyl and CD's {including the flashy US Fidelity version unfortunately} have been manufactured with their sound polarity reversed.
今回、ジョンはその原因を発見してくれました。今までのアナログ盤とCD盤{残念ながら、USのハイファイステレオ音響サウンドバージョンも含み}は全てサウンド極性が反転して製造されたのが原因だと言うのです。

In laymans terms this mix up means that sound waves that should be pushing out from your speakers are actually pulling them back and projecting from the rear.
分かりやすくこの間違いは何かと言うと、みなさんのスピーカーから押し出されるべき音波は、実は後ろに引っ張られてレアから出力されてしまっているということです。

Something as simple as a wrongly wired XLR plug in Todds studio or the Master room would have resulted in this sound mishap.
これは、トッドのスタジオやマスタールームでそれこそ単に誤って配線されたXLRプラグだけでも、このサウンド不具合をもたらすってこと。そのために、レコードの音が遠く薄く響くわけです。

Making the record sound distant and thinner. He has identified that the original tapes appear in very good condition and with this problem now rectified APE will be able to present to you shortly a splendid double deep vinyl cut of this classic XTC album as it was intended to sound, but never has done due to human error.
ジョンが言うには、オリジナルテープはまだ良い状態で保たれているので、この不具合さえ直せばAPEは皆さんにこのXTCの最高傑作アルバムを人的ミスで実現されなかった元々意図していた最高に素晴らしい深いサウンドのダブルヴィニールカットバージョンでお届けできます。
posted by Miko at 23:28| ニューヨーク ☀| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月05日

Mummerの当初のタイトルは“楽園から堕ちた者達”だった。アルバムジャケットは果物の頭をした4人が美しい園から追放されてる絵にするはずだった”- アンディ・パートリッジのインタビュー

2002年9月12日

アンディ・パートリッジのインタビュー:Mummerのアルバムジャケットアートについて

http://www.optimismsflames.com/ArtMummer.htm

mummer2.png

WL: 今度はMummerのジャケットについて - 確か、当初このアルバムのタイトルはFruits Fallen From...とかいう....

AP: そうです。いくつかのコンビでした。 最初は、Fallen From The Garden(楽園から堕ちた者達)か、Fruits Fallen From The Garden(楽園から堕ちた果実)だったんですよ。 でも、多分、Fallen From The Gardenにしたかったはずですね。というのも、Fruits Fallen From The Gardenの”fruits"(果実達)の場合、僕ら思ったのが “ちょっと待てよ、なんだか俺たちみんなゲイか、なんかと思われるだろ?”

それで、アーチストのデイブドラゴンに相談した。 Ken AnselとDave Dragonの二人はDesign Clinicのアーチストで、僕のアイデアの"通訳"を務めてくれていたんですよ。 二人が家に来てくれて、台所のテーブルに何枚もの紙を広げたわけ。

僕は次から次へとスケッチして、彼らはスタジオへ持って帰るわけ。それで、出来上がった段階の絵を持って戻って来てくれるわけです。 The Manorで、後に”Mummer”になるアルバムをレコーディング中に彼らが訪れてくれたんですが、そこで僕が“このアルバムのタイトルをFallen From the Gardenにしようと思っている”と告げたんです。 “罪を犯して神の恩寵を失う”という感じがイメージが気に入ったんですね。 僕らXTCは、ある美しい世界から追放された奴らなわけ。

すると、彼らは1週間か、そこいらで、12インチモックアップのアルバムスリーブを持ってきてくれたんですが、それがちょっと滑稽過ぎてね。彼らに頼んだのは、“僕らの頭がひとつづつ果物になったみたいにしてくれないか?”って。 何をしたかったのかと言うと、果物の匂いを付けたかったんです 香料入りのボール紙を使用するつもりだったんですね。

mummer00.JPG

WL: こすって匂いを嗅ぐみたいな。

AP: うーん、そんな感じ。 段ボールシートの内側にレモン、りんご、オレンジ、いちごとかの香料を染み込ませるわけ。 それで、アルバムを手にする人がどの匂いがするか、ランダムに選べるってわけ。 でも、彼らが描いた絵が嫌だったんです。 なんだか、あまりにも --- うーん、なんて言っていいか。 あまりにも、可愛い過ぎて、ちょっと馬鹿みたい。

ええ、あるアーチストの絵の感じにしようとしたんですが.... 名前なんだっけ? Patrickという名で仕事をしていた人です。 彼は素朴派を真似たアーチストだった。

The Beatles Illustrated Lyrics(イラスト付のビートルズの歌詞集)って本知っていますか?

WL: はい。

AP: ヴィクトリア朝の子供達の姿でBeatlesが芝生に座っている絵を知ってますか?

MummerPatrick.jpg

WL: はい、はい。

AP: あれがパトリック。 でも実は、何とかByrne(John Byrne)という作家なんです。 スコットランドの人。 “偽り”の素朴派の画家みたいなキャリアも持っていたんですよ。

あのPatrickが描いたBeatlesの絵がちょっと気に入っていて、 “ああいうスタイルの絵に出来るかな? でも、僕らの顔の代わりに、果物にしてほしい。”

でも、出来上がった絵は、あまりにもキュート過ぎ、あまりにも子供の絵本みたいだった。それで、“これじゃあ、だめだ。あまりに多くのメタファーが混在している。” 匂いのするアルバムジャケット、フルーツの頭、楽園から追放されてる俺たち。” わかります?そういう感じのもの。 純真さの喪失等々。

Mummerというアイデアが浮かんだのは、ある日、トイレでクソをしてた時。 (笑)ほら、みんなもするでしょう、本を1冊手にトイレに入るって。その日、僕が手にしたのは… 待って、どの本だったか今教えるね。 ちょっと待って。探してみます。

WL: OK。

AP: (すぐに戻って) だめだ、見えない。 (本箱の)上の方にあるんですが。 それは、50年代の百科事典だったんですよ。 子供の百科事典。 それで、クソをしながら考えてたんですよ、“このアルバムのタイトルは何にしよう?” 俺たちの服は何を着たらいいんだろう?” すると、その本にママー(無言劇の役者達)の小さなイラストが載っていて、“おおー、そうか、すごい奇妙なカッコだなあ。”って思ったんですよ。 そこに書いてあったママーについて読んで、“へー、これは興味をそそられる。”って思ったんですね。 それで、Swindonの地元の図書館に行ったんです。 無言劇役者や、無言劇についての本が地元で発行されていたんです。

無言劇の歴史っていうべき本でした。 非常に気に入ったわけ。 無言劇役者は、みんな普通の人だったというのが気に入ったんですね。だから、例えば、あらゆる職業や商売の人達ですよ。 彼らが年に一度だけ古風なミュージカルを演技するんですよ。コスチュームを着て。 コスチュームは自分たちのハンドメイドなんですよ。 しかも、新聞や、ぼろきれなんかで作るんです。

すごく空想的なイメージ。 古い年の死、そして復活、新しい年の誕生と関係しているわけ。 そういうくっだらねえことが好きなんですね。 (大笑い)いや、本当にそういうイメージが大好きなんですよ。 “これは素晴らしい。”と思ったわけ。

それで、バージンレコードにママーのことを説明したところ、彼らは“オーノー!姿を隠すわけ?” 僕は、“そう、写っているのは僕たちなんだけど、顔中、細長い紙切れ等でくまなく覆われているから誰にも僕らの顔は見えない。”と説明したんです。 バージンはそのコスチュームでアルバムジャケットの撮影を同意してくれたんですが、 彼らは、出来上がった写真を見るなり、“ノー、これはダメだ。”

(笑)でも、もうレコードリリースも間近に控えていたんです。 それで、残念なことに、Mummerのジャケットの写真をギリギリで急いで撮ることになってしまった。自分が望んでいたのは、ママーのコスチュームを着た僕らのモノクロ写真でした。 でも、もう時間がないため、どたん場のアイデアを思い付いた。 “紙人形だ。”

“紙か何かを切り抜いてくれるかな、荒っぽく。そうすれば、まるで僕ら3人みたいに見えるだろ?” 先の尖った帽子や、円錐形の帽子とかも切り抜いて。 とにかく、明日必要だからというぐらい急いでやったわけです。 だから、アルバムジャケットの出来には満足してないですね。 モノクロ写真になるはずだったんですよ”

*アンディが親切にママーのコスチュームの作り方を説明!
mummer suit.JPG

posted by Miko at 13:52| ニューヨーク ☁| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月23日

20年間ヴァージンからは一銭ももらっていなかった:「ヒット曲"メイキング・プランズ・フォー・ナイジェル"の作曲にコリンが貢献したのは4分の1だけなのに著作権の稼ぎの大半がコリンの元へ」アンディ・パートリッジのインタビュー

Mar 19, 2007
Andy discusses 'Wrapped in Grey'
http://www.myspace.com/xtcfans/blog/242738928

Song of the Week -- Andy's take

20年間ヴァージンからは一銭ももらっていなかった:「ヒット曲"メイキング・プランズ・フォー・ナイジェル"の作曲にコリンが貢献したのは4分の1だけなのに出版権の稼ぎの大半がコリンの元へ」

TB: Because that's what I'm talking about with the Genesis thing, they went from playing complicated music to very straight pop music, and because much more commercially successful as a result.
Tb: 僕は、ジェネシスの話でそれを言っていたんですが、彼らは複雑な音楽から非常にストレートなポップスをやるバンドに変貌し、その結果、商業的にはるかに成功しましたが。

AP: Yeah. I don't know how they sleep at night, but I see what you mean. I always felt like they never accepted us for what we were. They were always trying to make us something that we weren't! I just wanted XTC to do what it wanted to do. I didn't want to have to jump through accepted hoops at Virgin. Also, I really hated how we had the video thing taken out of our hands every time. And, of course, when we stopped touring, the winds of interest at Virgin got really icy.
アンデイ:そう、どうやって彼等は夜眠れるんでしょうね?(商業的成功のために音楽的に妥協した事に対する良心の呵責はないのか?と言う意味)でも、言っていることわかりますよ。ヴァージンレコードは一度だって僕たちのやっていることを認めてくれたことはなかった。常に僕らを何か違うバンドに変えようとやっきになっていたんですよ。僕らは自分達がやりたいことをやらせてくれることを望んでいたんです。ヴァージンが頭に描いていたXTCはこうあるべきみたいな型にはめられることは嫌だった。それと、毎回プロモビデオに関する決断権が自分達の手から他の人の手に委ねられていることも非常に不愉快でしたね。
当然ながら、ライブツアーを止めたとき、僕らに対するヴァージンの関心がスーッと冷めていったんです

So, yeah, I was very excited with the idea of "Wrapped in Grey" being a single, but poor thing was bumped off. It was smothered.
アンデイ:だから、ヴァージンがWrapped In Greyをシングルカットするというアイデアを聞いた時はそれはもう興奮しましたね。なのに、それもオジャンになったんですよ。もみ消されたんです。

TB: And so you talked with Dave and Colin, and you all said what?
それで、デイヴとコリンに相談したんですよね。二人は何て言ったんでしょうか?

AP: Well, the strike was actually Dave's idea! We were all very fed up with Virgin, for dozens of reasons -- "Wrapped in Grey" being killed was just kind of the last straw, really -- but Dave said, "Why don't we do what other people do who don't like their working conditions? Why don't we go on strike?" And I didn't know if he was being serious or not, but I thought it was a fantastic idea! You know, there was nothing to lose. Because at that point we weren't in profit, supposedly.
アンデイ:実は、あのストライキはデイヴのアイデアだったんです!三人ともヴァージンにはもううんざりしていて。その理由はごまんとあったんですけど、Wrapped In Greyのシングルカットがお蔵行きになったことでとうとう我慢の限界に達したんです。でも、デイヴが、「労働条件に不満があるときにみんなするように、俺たちもストライキしようじゃないか」と言った時、果たしてあいつがどこまで本気か僕には定かではなかったものの、確かに良い考えだ!と思ったんです。だって、どうせ僕たちにはあれ以上何も失うものなどなかったのですから。あの当時、僕らにはまだ収益なんてないと信じさせられていたんです。

TB:So, you were living out what -- advances from each album?
すると、あなた達は生活をするのに---各アルバムからの前払いだけに頼っていたんですか?

AP: From '77, when I gave up working at other jobs, until '85, I was living on Performing Rights Society money, and £25 a week, which was waged out of our publishing money -- which was all cross-collaterized with our recording money, so if one pot was down, our manager would go and borrow some money from the publishers to pay the other pot back, and vice-versa. [sighs] I never knew what was going on with our money until much later, and now I'm appalled by what happened then, of course.
アンデイ:僕が他の仕事をすっぱり止めてバンドの仕事一筋になった77年から85年まで、演奏権保護協会からの週給である25ポンド(当時約1500〜2000円くらい?)で生活していたんですよ。その収入も自分達の出版権から差し引きされていたんです---これはレコード会社とのクロス担保契約だったんです。もし、お金の壺の中が足りなくなったら、自分達のマネージャが出版社からいくらかの金を借りて、もう一個の壺に返すんです。その逆もまた同様。[ため息] 一体自分たちの金がどうなっているのか、ずっと後になるまでわからなかったんです。今では、どういうことだったのかわかって愕然としていますよ、もちろん。

So we were living on a tiny wage, which was our money -- our own money. Naïvely, I thought, "Oh, what a nice man -- it's not much, but he's giving us a little money every week, isn't that nice?" And the Performing Rights Society money -- every time a song gets played on a radio station, you get a certain sum of money that varies greatly with what the station is, and what country it's in. So I was living on a few thousand a year of that until publishing money started to come in as a profit from '85 onwards.
アンディ:それでどうしていたかというと、僕ら三人とも会社からもらう低賃金で生活を立てていたんです。しかも、その賃金とは実は元々自分達の出版権から出ていたんです。元々自分達の金だったんですよ。そんなこと何も知らない僕は、無邪気に 「わー、何という良い人(例の悪徳マネージャー)なんだろう--それほどたいした額ではないけど、こんな風に毎週俺たちに給料をくれるなんて、すごいよな?」なんて思っていたんですよ。それと、演奏権保護協会から、ラジオで自分達の歌がエアプレイされる毎に定まった金額を受け取るようになっているんです。でも、それも、ステーションによって、またはそのステーションがある国によってかなり金額が異なってくるんです。というわけで、出版権を利益として受理することが可能になった85年までは、僕はそのような形で年収ほんの数千ポンドで生活していたんですよ。

TB: So you were in profit with your publishing money from '85 on.
Tb:すると、85年以降は、出版権の収益が懐に入ってきたわけですね。

AP: Yeah, so the first eight years I never saw any profit from publishing or from recording. That's a long time not to see any money. [chuckles ruefully] Then we never saw any money from the sale of our records for 20 years -- until 1997 -- which is insane! I used to read that The Who never went into profit for the first 11 years of their careers, and I couldn't believe that. But now I know how that's done. It's completely true, because we weren't in profit for the first 20 years of our career!
AP: はい。そういうわけで、デビューしてから最初の8年間、僕は自分の出版権とかレコーディングからは一銭ももらっていなかったんですよ。収益ゼロの8年間というのは長い時間ですよ[しょげて笑う]。その上、1997年になるまで20年間自分たちのレコードの売り上げから一銭ももらえなかったんですよ。狂気の沙汰!その昔、ザ・フーが音楽キャリアを開始して最初の11年間収益がなかったとか雑誌で読んで、まさか、とか思ったんですけど、今、どうしてそのようなことが起こるのか良くわかる。本当にそういうことがあるんです。だって、自分たちも音楽活動初めてから最初の20年は全く利益がなかったんですから!

TB: So when you decided to do this, then, how did you think you would support yourself? I know you did some side projects...
TB:ということは、ストライキをやることを決めたとき、どうやって生活していくつもりだったんですか?あなたはいくつかのサイド・プロジェクトを行ったわけですが...

AP: Well, things got really tough for Dave especially, because he wasn't getting so much publishing money. We had this agreement where, whoever wrote the song would take 80 percent, or 70 percent of the money [when Terry was in the band], and then pay the other members 10 percent each, whether they contributed ideas to the writing of the song or not. Everyone seemed pretty happy with that when we were working, but when we went on strike it meant Dave was living on 10 percent of what I was living on, so it was extra tough for him. He was doing odd jobs like collecting rental cars and stuff.
AP:うーん、みんな大変だった、特にデイヴの場合は。彼には出版権の収入がほとんどなくて。僕らの間での合意は、出版権の80%は各歌の作曲者に渡り(テリーがいたときは70%)、残りのメンバーには作曲にアイデアを貢献した、しないに関係なく10%づつ支払われることになっていたんです。音楽活動していた時はそれでみんな結構満足していたと思いますが、ストライキを始めてからはつまりデイヴは僕の出版権料からの収入の1割だけで生活をすることになってしまい、僕とコリンよりもっと厳しかったようです。彼はレンタカーの回収係とか、いろんなアルバイトで生活してましたね。

AP:From '85 onwards, Colin was making his publishing money. Initially, because "Making Plans for Nigel" was such a success, he was earning half of the publishing money, although he only wrote a quarter of the songs.
AP:85年以降、コリンは自分の出版権で稼いでましたよ。"Making Plans For Nigel"がすごいヒットしたので、当初は、バンドとしての出版権の稼ぎの半分は彼のものとなっていたんです。あの歌の作曲に彼が貢献したのは実際にはほんの4分の1なのに、ですよ。
posted by Miko at 15:35| ニューヨーク ☁| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「20年近くヴァージンレーベルにいたが、あの契約は酷かった。XTCがヴァージンと決別した月に初めて黒字に!」XTC アンディ・パートリッジ インタビュー

An Interview with XTC's Andy Partridge
XTC アンディ・パートリッジ インタビュー

Manifesto
マニフェスト
5/1999
by Tracy Marshall

「20年近くヴァージンレーベルにいたが、あの契約は酷かった。XTCがヴァージンと決別した月に初めて黒字に!」

TM: I wanted to ask you, well, it's been seven years since Nonsuch, and I was wondering, why so long, and how much work did you do musically in the interim?
聞きたいことがあるのですが、Nonsuchのアルバムが発売されてから7年目のアルバムですが、なぜこんなに長いブランクがあったのでしょうか、またその間どのくらい音楽をやっていたんでしょうか?

AP: Are you sure you want to know this?
AP: 本当に知りたいんですか?

TM: Yes, I do.
TM: 知りたいですね。

AP: All right. It was so long because we had to get away from our Virgin deal, which was never gonna make us any money. We were on the Virgin label nearly twenty years. We only went into the black literally the month we left. So our deal was very, very badly stacked against us, with permanent negative equity. I didn't want to work with them anymore, I didn't promote the records, because our deal was so bad that we were never going to make any money. We said, "Can we go, please." They said, "No, you can't." They were making plenty of money. So we went on strike. We told them they weren't having any more music from us then. That's it, we're not recording anymore. And it was a case of let's see who breaks first.
わかりました。こんなに長くなってしまったのは、バンドのヴァージンとの契約からなんとかして逃れる必要があったんです。あの契約は僕らには一銭も入ってこないような契約だったんです。

XTCは、20年近くヴァージンレーベルにいたんですよ。本当なんですが、バンドがヴァージンレーベルと決別を果たした月にやっと初めて僕らは赤字から黒字になれたくらいなんですよ。

ヴァージンとの契約は僕らに対して実に不利なように作られていて、永遠に返済不可能な負債を負わされていたんです。絶対に僕らには一生稼げないような酷い契約だったので、もう、自分達はヴァージンとは仕事をしたくなくて、僕もわざと自分達のアルバムをプロモートすることをやめました。

ヴァージンに頼んだんですよ、「ヴァージンを辞めさせてくれ」と。でも、彼らの返事は 「だめだ、そんなことさせない」でした。ヴァージンはXTCの売り上げで稼いでいたんですよ。それで、ストライキを始めたんです。辞めさせてくれないなら、俺たちはこれ以上音楽を提供しないぜって宣言したんですよ。もう、いい、それなら俺たちレコーディングなんてしないからなって。

あれは、まさにどっちが先に折れるか、という状況でしたよ。

posted by Miko at 15:33| ニューヨーク ☁| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月29日

「英国メディア連中、また俺たち田舎モンXTCをロックの歴史から抹殺する気だな!ポール・ウェラーは実は俺に影響を受けたんだぞ!」XTC - アンディ・パートリッジのインタビュー

http://www.myspace.com/xtcfans/blog

XTC - アンディ・パートリッジのインタビュー

憎き英国メディア!「貴様ら!また俺たち田舎モンXTCをロックの歴史から抹殺する気だな!」
「英国の国民的ロックスターポール・ウェラーは実は俺に影響を受けたんだッ!」

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Apr 25, 2010

Actually, I've got to tell you, I got very annoyed the other day, I was reading through one of the glossy magazines -- it was Mojo, I think -- there was an article about Paul Weller, who can seem to do no wrong in the eyes of the British public. There was a photograph of Gang of Four, with a caption under
that said, "Gang of Four, the band that influenced Paul Weller to make The Jam album Sound Affects." And I thought to myself, "Ooh, you bastards! You're rewriting history again, and as usual you're writing us out of it." Because a big inspiration for Paul Weller was the Take Away album.

実は、聞いてくださいよ。この間非常にムカついたんです。

高級ロック雑誌を読んでいて、それはMojoだったと思う - ポール・ウェラーの記事があったんです。彼は、英国国民にとって完璧で、みなから愛されている国民的ロックスターなんですね。

そこのページにギャング・オブ・フォーの写真があって、その下にキャプションに、"ギャング・オブ・フォーは、ポール・ウェラーがジャムのアルバム「サウンドアフェクツ」を制作する上で影響を与えたバンド"と書いてあったんです。

それで、思いましたよ、"畜生、貴様ら!また歴史を勝手に書き換えてやがる、それでいつものように俺たちの貢献など一行も書かないんだろう"

どうしてかというと、ポール・ウェラーが受けた大きなインスピレーションは、「テイク・アウェイ」(アンディのソロアルバム)のアルバムだったんですよ。

The Jam were working in one of the studios at The Town House, we were in the other one, and I was out, sitting on the steps, taking a break out at the front of the studio, and he came out and sat next to me, and joined me. He said,
"Oh, I really love that Dub record you've done! I really want The Jam to go in that direction -- I really want to do stuff like that. How did you do that?" So we sat talking on the steps for about 20 minutes, and lo and behold, Sound Affects comes out, and it's got lots of Dub-by techniques on it. I felt rather
miffed that, suddenly, the supposed "cool" band Gang of Four were credited with that, and the supposed uncool band of yokel bastards from Swindon would be
written out of history again.

当時、ジャムは、ちょうどタウンハウス内のあるスタジオでレコーディングしていて、XTCも同じところのもう一つのスタジオにいたんです。

あるとき、自分は外へ出てスタジオの前の階段に座って休憩をとっていたんです。すると、ポール・ウェラーが出てきて隣に座って一緒に休憩を取ったわけです。彼は "君のやったダブレコードすごい好きなんだ!あの方向にバンドを進ませたいね。- ああいう事本当にやってみたい。どうやってやったんだい?"と言ってきたんですよ。

それで、二人で20分くらい階段に座り話し込んだんですけど、驚くなかれ、それが「サウンド・アフェクツ」となったんです。そこにはダブの技法がふんだんに用いられていたわけ。

だから、その記事で、いきなり、「カッコいい」とみんな思っているらしいギャング・オブ・フォーがあのジャムのアルバムに影響を与えたことになっていて、いつもの通り、僕たちスウィンドン出身の田舎っぺのダサいバンドは歴史から抹殺されていることに腹が立ったんですよ。
posted by Miko at 21:33| ニューヨーク ☁| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月25日

XTC - アンディ・パートリッジ: 僕達の音楽は骨付き。ニ、三回聴いてもその良さはわからないよ

数年前のOnion A. V. Club インタビューから

O:Which do you wish would have been a bigger hit?
O: (XTCヒットシングルコレクションの"Upsy Daisy Assortment"について) どの曲がもっと売れてくれ たら良かったと思いますか?

AP: That's a tough question. Because I'm not especially ultra-proud of our singles. I think our best stuff, the chewier stuff, is usually left on the album. Because the entire singles industry seems to be geared down to immediacy and lower IQ rather than geared up to people making some effort to listen to music and chew it. Most of the singles market seems to be... They like the pre-chewed kind of nursing-home food. There's nothing wrong with catchy music: One of my most favorite musical forms is instantaneous, disposable music, I suppose, but instantaneous in that you hear it two or three times and then want to bin it. I think our best stuff is inevitably stuff with bones in it that takes wrestling with.
アンディ:難しい質問ですね。僕としては自分達のシングルをそれほど誇りに思っていないので大抵 最も良く出来た曲はつまり、もっとガリガリ"噛み応え"のある曲は、アルバムに残されていると思います。シングル業界全体が、歌をじっくり噛み砕いて聴くというある程度の努力を要する音楽の聴き方をするレベルの高い者を対象にせず、即時性や低い知能指数に対する低次元のアピールをすることにエネルギーを注いでいるからです。
シングル・マーケットの大半は…彼らは咀嚼しやすいようにあらかじめ噛み砕した老人ホームの食事のような音楽を好むわけですよ。 キャッチーな音楽が悪いと言っているわけではないんです。

僕自身、最も好きな音楽の形態の1つはインスタント アピールがある"使い捨て"的な音楽だと言えます。 しかし、インスタントアピールというのは、 それを 2、3回聴いたらゴミ箱にポイと捨てたくなるものです。僕たちの最も優れた曲は必然的に何度も噛み砕いて聴く努力を要する骨付きの曲だと思うんで す。

O: Of that stuff, what songs are you the most proud of?
O: そのような聴く努力を要する曲の中でも、 どの曲を最も誇りに思っていますか?

AP: Yeah, uh... "Rook," "Books Are Burning," "Wrapped In Grey," "Humble Daisy." I was very proud of that for some reason. "Chalkhills And Children," I was especially proud of. Oh, "Garden OfEarthly Delights," I like that... Um... Oh sheesh... That's a tough one. "Season Cycle," from Skylarking.

アンディ:そうだね、えー… "Rook," "Books Are Burning," "Wrapped In Grey," "Humble Daisy"は何 故かすごく誇りに思っていますね。

"Chalkhills And Children"は特に誇りに思います。あ、それから、" Garden Of Earthly Delights" も好きですね。...うー ん、...あと、なんだろう....難しいね。スカイラーキ ングからの"Season Cycle"ですね。

O: That's an ambitious song.
O: あれは野心的な歌ですね(皮肉)*1。
AP: You've gotta forgive me the "umbilical" [pronounced "um-bill-like-al"] rhyme on that one. Sheesh, what else? Odd things for odd reasons. "Seagulls Screaming Kiss Her Kiss Her," because it was the first song I'd ever composed on a keyboard using two hands.

アンディ:お願いだから、あの歌の"umbilical"( アン ビライコと間違って発音されている)の押韻につい ては許してくださいよ。

うーん、困ったな、あと, なんだろう。変な理由で変な曲を選ぶと… "Seagulls Screaming Kiss Her Kiss Her"ですね。初めて両方の手を使ってキーボードで作曲した歌だからです。

1:"Season Cycle"に出てくるumbilical(へその 緒)の正しい発音は"アンビィリコ" だがアンディは 次の一節に出てくるseason cycle(発音として は"シーズンサイコ")と無理やり韻を踏むために故 意に"アンビライコ"と間違って発音していて、その 上、babyとunbilicalと続いた後に季節のペダルの pushingについて歌っていて、つまり、 ペダルの pushingと分娩時のpushing(息み)と二重意味を持 たせていて「ちょっとダサいゼ」とこのインタビュ アーは思っている.
posted by Miko at 06:52| ニューヨーク ☀| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月11日

この曲では伴奏無しでギターソロをやったんだ---XTC アンディ・パートリッジ "コンプリケーテッド・ゲーム"の歌について



Andy discusses ’Complicated Game’
XTC アンディ・パートリッジ "コンプリケーテッド・ゲーム"の歌について
http://chalkhills.org/articles/XTCFans20080106.html

AP: They build from absolutely the most minimal, sort of unimportant thing -- you know, if I put my finger there or there. What I'm trying to say is, it's kind like that thing where the butterfly sneezes in China and eventually there's a hurricane in Chile. Wow, we're getting into fractal land here! [laughs] It's one of those things where you're not sure how important any minor action is going to be. Is it going to be incredibly important, or is it going to be futile? It's the little cross on the voting paper -- you know, should I put it on the right or the left? This person or that person?
AP: この歌の歌詞は最もつまらぬ、なんて言うか取るに足らない事について歌っているんです。指をそこに置くのか、あそこに置くのかって。自分がここで訴えたいのは、例えば、中国で一匹の蝶がしたクシャミがいずれはチリでハリケーンを引き起こす。うわぁ、なんだかフラクタルの世界へと入っていってしまいそうですね!(笑) この例が示すのは、些細な行動がどれほど重大な事に繋がるのかは予期出来ないという事なんです。物凄く重要な事態を引き起こすのか、それとも何もたいした事は起こらないのか? それって、投票用紙に書かれたチェックマークみたいなものですよ。わかります?右派にしようか、左派にしようか?この候補者にしようか、それともあの候補者にしようか?

(中略)And also, people had some funny ideas about those guys. You know, Joe Strummer had a public school background, from a rather sort of middle-class, upper-class family, and went and killed himself with a cocaine heart attack. And there's Tom Robinson, gay activist, getting married and having kids!
(歌詞に出てくる Tomと Joeはミュージッシャンのトム・ロビンソンとザ・クラッシュのジョー・ストラマーだということについて)
世間では、彼ら二人について勝手に様々なおかしなイメージを持っていましたね。でも、実は、ジョー・ストラマーはパブリックスクールに通ったし、中産階級というか、上流階級のような家の出なんですけど、結局コカインで心臓発作を起こして亡くなってますよね。一方、トム・ロビンソンは同性愛活動家でしたが、後に結婚して子供まで作ってるんですよ!

TB: It's a complicated game!
Back to the beginning of the song -- if you listen to the guitar on the demo, you're strumming this, but on the record it sounds as if you're tapping.
Tb: まさに、複雑なゲームですね!
この歌の始めの部分に戻りますが、デモで聞くと、あなたはギターをかき鳴らしていますよね、ところが、レコードでは、まるでギターを叩いているように聴こえるのですが。

(注:下記の翻訳に関しては、私は日本語の音楽用語に精通していないので誤訳があるかも知れません。ご了承ください。)
AP: Yeah. I'm pulling as many strings as I can get my hand on -- probably about four strings. For people who've tried to work the chords out, I can tell you what the first two chords are. You cover the top four strings at the octave, the four highest strings -- so that's basically a G-6 going on there.
AP: そう、手で掴める限りの弦を引っ張っているんです---多分4本程度。この曲のコードにトライしてる人たちに、最初の二つのコードを教えてあげます。 オクターブ部で上部の4弦を押さえるんです、これは最も高い四本の弦です---ま、 要するに、G6をやるわけです。

TB: So, at the octave, you mean at the 12th fret? Remember, I'm a drummer.
Tb: つまり、オクターブ部というのは、12フレット部ですか?知ってますよね、私がドラマーなのを?(ドラマーだからギターの事は良くわからない)

AP: [laughs] Yep. Then, a tone down, you cover the E string and the A string at the position so they register a D and a G. Then, you keep the barred top four strings the same, but move those two notes down a semi-tone. That's the change. There's a nice tension with that. I just blundered into it, and I thought, "Ooh, that's really nice and tense. I like that -- it's like indecision and tension, and that's perfect."

I played this guitar solo without hearing the backing track!

AP:、(笑)そうです。 それで、音程を1段下げるのに、D弦とG弦の音域に入るようにE弦とA弦を押さえます。それから、抑えた上部の4本の弦を同じように押さえ、それらの2つの音程を半音下げるんです。それが転調です。それが良い感じのテンションを醸し出す。これはまぐれ当りで偶然発見したんですよ、それで「うわぁー、すごく良い緊迫感のある音だ、イケるな、緩みと緊張という感じで、完璧だ」 

僕は、ここのギターソロは、伴奏無しで演奏してるんですよ。

TB: Really? Why did you do that? Did you do it on purpose?
Tb: そうなんですか?なぜそうしたんですか? 故意にしたんでしょうか?

AP: (中略)So I said, "Look, I want to do the guitar solo on this, but I don't want to hear the backing track. Just point to me when it should start." So, I cranked up my amp to number 11, and put the guitar through my little MXR Flanger, which, if you whittled with it, it didn't do a flanging thing but instead created a kind of metallic halo around the sound. And that's why the guitar sounds so metallic, basically.
AP: (中略)そこで、こう言ったんです。「あのさ、この歌でギターソロをしたいんだけど、でもレコーディングされた伴奏は聞きたくないんだ。スタートって合図だけをくれよ」 そこで、アンプのボリュムを11まで上げ、ギターを小型のMXRフランジャーに繋いだんです。このフランジャーは、いじくりまわすとフランジングをする代わりに音の周りに金属的な音の輪が出るんです。だから、このギターは非常に金属的な響きを放っているんです。

(中略)I just crashed into this no-key, no-time solo, and Dave practically was pissing himself with laughter. I mean, he was slapping his own legs and guffawing in there.
(中略) それで、とにかく、キーもなく、テンポもないギターソロに強引に突進していったんです。それを見たデイブときたら、笑い転げて本当におしっこもらしそうになってましたよ。もう、自分の足を叩いてばか笑いしてました。

I'll tell you what there is in there -- a drone supplied by Colin's electric shaver! I think he brought his shaver in the studio, and was shaving, and it was like, "Wow! That's nearly in the key of the track! Why don't we put it on there?" So he went in the vocal area, and we put a mic on it. We had to move the speed of the tape slightly one way or the other -- it was slightly flat or sharp -- and got his shaver to play in tune.
この曲のレコーディングに用いられた珍しい物を教えましょう。それは、ドローン(メロディーと同時に奏でる和音の持続音で通常は低音)を奏でたのが、コリンの電気カミソリなんです! 彼がスタジオにその電気かみそりを持って来て髭をそってたんです。それを聞いた僕が、「オォ!それってこの曲のキーに近いぜ!レコーディングに入れたらどうかな?」と言ったんです。それで、彼がヴォーカル録音エリアに行き、僕らがマイクをそれに付けたんです。テープの速度をちょっとあちこち調整し---少しフラットかシャープだったんですが、彼の電気かみそりの音を曲に調和させることが出来たんです。
posted by Miko at 00:24| ニューヨーク ☀| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月07日

「僕らの一挙一動に注目する"狂信的"なファンが多いXTCは“カルト”的存在」「ツアーに疲れギグの最中に普通の生活を妄想“ああ、イスが欲しいなあ。自分にはイスさえないんだ"」アンディ・パートリッジ 1999年 TVインタビューの書き起こし翻訳

Interview
XTC Andy Partridge
San Francisco TV March 3rd, 1999.

アンディ・パートリッジ
1999年
TVインタビューの書き起こし翻訳

「僕らの一挙一動に注目する"狂信的"なファンが多いXTCは“カルト”的存在」
「ツアーに疲れギグの最中に普通の生活を妄想“ああ、イスが欲しいなあ。自分にはイスさえないんだ"」

このビデオ、ここにはアップできませんでした。
http://www.youtube.com/watch?v=PmEpSvRd5qU

Interviewer:...fanatical following. They quit touring in 1982, when Andy Partridge Collapsed on stage...or not on stage, was it?
インタビュアー:...多くの狂信的なファンが生まれた。彼らが1982年にライブツアーを中止した理由は、アンディ・パートリッジがステージで倒れたため...(アンディに向かって)あ、ステージではなかったんですっけ?

Andy: Just slightly off to one side[laughing].
アンディ:ステージの片方のちょっと端のあたりで...(と、いたずらっぽく笑う)

Interviewer:After the crippling stage fright, they became studio-only band. After seven years of hiatus, they have a new record called Apple Venus Volume 1.
インタビュアー:深刻なステージ恐怖症が発症してから、彼らはスタジオオンリーのバンドになりました。7年間のブランクを破り、最新アルバム、アップルヴィーナスVol.1をリリースしました。

Interviewer:Good morning Mr. Andy Partridge.
インタビュアー:おはようございます、アンディ・パートリッジさん。

Andy:I must explain that I've just been made by some kids entirely out of bubbles[laughing]
アンディ:最初に説明しておきます。実は、僕は子供たちが作った泡なんですよ。(と、自分のお腹の辺に肉がたっぷりあることをジョークの種に)

Andy:Slightly wow....
アンディ:ちょっと、“うわーお”って感じで...(と、ふざける)

Interviewer: What brought you out of self-imposed retirement?
インタビュアー:自ら課した引退から復帰したのは何故なんですか?

Andy: It wasn't really a retirement. Because we think we are a recording making unit. We don't think we are a perfomring band. I don't see why you have to be both.we made good revords, we don't perform good live
アンディ:あれは、引退というものではなかったんです。僕らは自分たちはレコードを作るユニットであって、ライブパフォーマンスバンドではないと思っているんです。何故、レコードとライブを両方しなくてはいけないのかわかりません。僕らは良いレコードを作るのは得意ですが、良いライブをするのは得意ではないんです。

Interviewer:Obviously, critics say, of course you have made number of great records, why do you think it hsnt just exploded on pop scene as far as record sales
インタビュアー:数多くの素晴らしいレコードをこれまで作ってきましたよね。でも、何故、レコードセールスに関してはポップレコード市場で爆発的な売上に達することがなかったのでしょう?

Andy: That's the secret word, a cult. we are like a sort of a well-kept secret. we have these very rabid, and i don't use the word lightly,very rabid fans that follow every move we make. Absense makes a heart grow longer. so The fact that they can't have us all the time seem to makes us more popular. i can't explain.
アンディ:(アンディは質問を勘違いして質問とは関係ない答えをしている)(ひそひそ声で)それは、秘密の言葉、“カルト”なんですよ。僕らは、知る人ぞ知るみたいな存在なんです。僕らには多くの"狂信的な"、あ、これは決して軽々しく口にする言葉ではありませんけど、ものすごい“狂信的な”ファンたちがいて、僕らの一挙一動に注目しているんです。"逢えないと愛しさが長引く" だから、しょっちゅうメディアで僕らの姿を見たりできない状態が、かえって僕らの人気を高めているようでしょうかね。何とも説明のしようがないです。

interviewr: that fact that you are not performing band. add to that mythicism ...
インタビュアー:それと、XTCはライブをするバンドではないという事実が神話的なイメージを増長させていますよね。

Andy: Let me speak to you darling.
アンディ:“神の言葉を教えてあげよう、ダーリン”って感じです。(?)

Interviewer:You were, went on strike five years against virgin record.How did that come about? was it worth it?
インタビュアー:あなた方はヴァージンレコードに対して5年に渡るストライキをしましたが、何が原因だったのですか?はたして、本当にストライキする価値はあったのでしょうか?

Andy: It was very worth it. I mean imagine working your art for 20 years and never getting paid for it. I mean you feel really...talking about Prince having a slave on his cheek. Please give me the cheek,I need that cheek for the week. you know. sure, we were making records for twenty years. our deal was so bad.They were making tons of money. we never went in to black until 20 years later. So we had to leave.We had to get off the plantation! We need to get home!
アンディ:それは、もうたいへん価値がありましたよ。想像してみてください、もしあなたが20年間アートをやっていて一銭ももらえないとしたら。その気持ちときたら、もう本当に....ちょうど、以前プリンスが(レコード会社に対してプロテストして)自分の頬に"奴隷"と書きましたよね?“そのほっぺたを貸して下さいな。一週間必要なんです”という感じですよ。20年もの間レコードを作り続けてきたんですけど、僕らの契約内容が非常に酷いもので。とにかく、レコード会社は莫大な金儲けをしていたんですよ。それなのに、僕らの方は、デビューしてから20年目にして初めて黒字になったくらいで。だから、ヴァージンを辞める必要があったんです。(アメリカの南部なまりのマネ?)"さっさと植民地から逃げて、家に帰らなくちゃ!"

Interviewer:Yeah, but some people would ask "Didn't you read the contract?"
インタビュアー:でも、中には“きちんと契約書を読まなかったのか?"と思う人もいると思います。

Andy: Well,no. You know, when you are a kid,you just, someone says "Here, you wanna a new guitar? You wanna see the world, you wanna drink the world dry,you wanna go 'wow' everybody?" You know you've never been outside your own town of course you said yeah let me out it. And they said "well, you know you don't have to read this" And then, corrupted manager said "Oh I read it for you. It's ok" So "duh, yeah, ok..." And I think it still goes on now. It's going on right this second. Somewhere someone out there signing a back of a pack of cigarrett contract. It's gonna seal them for...er...what's the phrase they use? "in all puppeteers* throughout the universe (laughs)
アンディ:いや、読んでないですよ!自分が若いときに誰かが"ほら、契約書だ。新しいギター欲しいかい?世界中を見て回りたいかい?飲み放題飲みたいかい?世間を'すごい’って唸らせたいかい?"と聞かれたら、どうします?育った町から外に出たことがなかったら"イイね、ぜひこの町から出してくれ”と答えるのが当然ですよ。その上、レコード会社は"(契約書を)こんなの読まななくていいですよ"と言い、悪徳マネージャーは“ああ、もう代わりに読んであげたよ。大丈夫”なんて言うものだから、つい“へえ、そうか、OK”ってサインしてしまったんですよ。今でもそういうことが起こっているはずですよ。この瞬間に起こっている。どこかで誰かがタバコの箱の裏に書かれたような契約書にサインをしているはずです。それで契約が成立されて...何でしたっけ、契約書の決まり文句?"操り人形師たちに対して世界の全ての場所に置いて本契約書は適用される"(笑)
[注:本当の契約書の文面では"in perpetuity(永久に)"だが、彼はレコード会社や前マネージャーに対して皮肉を込めて"all puppeteers(人形操り師たち)"と語呂合わせして、いたずらっぽく笑っている]

Interviewer: wow. so you are older and you are wiser
インタビュアー:うわー。でも、今では歳を増して、賢くなったんですよね。

アンディ:Wider.
(お腹をかかえて)太くなったんです。

Interviewer:Yeah, it's getting the best of us.
インタビュアー:そうですね、みんな歳には勝てないですよね。

Interviewer:And you have this new CD. this one though has more orchestral sound. why did you pull in orchestra for this?
インタビュアー:今回、新しいCDが出ました。ここでは、今までより多くオーケストラの音を使っています。なぜこのアルバムでこのようにオーケストラを導入したのですか?

Andy:(sigh) well, certainly not wanting to buy lunch for fourty people.(laughs) I really had er...I've learned a great phrase recently coming out of tubes. Jones. I really had jones. I still wanna do that. Jones. i think you can see that in our last album nonsuch, there are a couple of points andy wants to go this way. and I think I dare confess ...musical I think..someone said to me the other day, did you use orchestra because of classics? Forget it. You know. I don't wanna be five guys name Mozalt. I'm much more interested in My Fair Lady, West Side Story and King and I. Great musical. I just have to stand up and confess "OK, they went in real deep when I was kid and it's my turn to work that vein".
アンディ:(ため息)まあ、40人にランチをおごってあげたかったからではないのは確かです。(笑)最近、TVで良いフレーズを耳にしたんです。"ジョーンズ(中毒)"って言葉。”また、ジョーンズをやりたい”(あまり意味わからない)前回のアルバムであるノンサッチを聴けば"アンディはこっちの方向に行くんだな"(と言って下の写真のジェスチャー)と思わせるヒントが2つ、3つばかりあるのがわかると思いますね。...ついこの間、ある人に言われたんですけど、オーケストラを導入したのはクラッシックにしたかったからか?と。冗談じゃない。自分は、モーツアルトという名の5人組みのグループなんかになる気はないですよ。自分が興味があるのは、あくまで、マイ・フェア・レディ、ウエストサイド物語、王と私などの偉大なミュージカルなんです。だから、僕がしなければならないことは、勇気を持って“自分の子供心に深く刻みつけられたこれらのミュージカルに対して今度は僕がその血脈を受け継ぐ番だ”と告白することです。

Interviewer:With that in mind, do you try to structure your song writing in the same vein where you have beginning, middle and end and you're telling a story with each song.
インタビュアー:そこから察すると、作曲する際には、ミュージカルの伝統に従い曲の構成を行うんでしょうか?始まり、中間、終わりという構成で、それぞれの曲でストーリーを語っている、という形式でしょうか?

Andy:Yeah, but beginning may not be beginning. Beginning may be chopped up in two parts and put somewhere else. You may hear a little bit of end earlier on and you may....it's like a making a film..you can have a flashback, little section in black and white, cutting from scenes, introducing characters. It's more like making a film..than writing a verse, chorus, sola. That's kind of bit of a dead format. I'd like to look at songs and cook in a different way.
アンディ:そうなんですが、実は、曲の“始まり”の箇所が常にストーリーの始まりとは限らないんです。ストーリーの始まりが2か所に分かれていたりするんですよ。ストーリーの最後の部分が曲の前半にあったり...だから、ちょうど映画を作る感じ。回想シーンがあったり、わずかなモノクロシーンがあったり、登場人物を紹介するシーンとか。どちらかと言うと映画作りに似てますね、そう、バースや、コーラス、ソロで構成するというよりも。そういうやり方は少々形骸化してる感じです。自分は歌があったら違ったやり方で"料理"したいんです。

Interviewer:so you said you're no a performing band. this video was made while you are performing too
インタビュアー:先ほど、XTCはライブバンドではないと言いましたよね。でも、このビデオでは演奏してる様子を映してますけど。(General And Majorsのビデオ)

Andy:Wow, ho ho! [laughing]this is a worst video ever made...by anybody. Seriously, this is like a Spinal Tap of how not to make a pop video. I actually hate pop video. If I have my way, I think we send a flipper book. There! That's my idea of pop video
アンディ:うわー、ほぅ、ほぅ!(大爆笑)これは史上最悪のビデオ...誰が作ったにしろ。本当に、これは、“いかにしてポップビデオを作らないか”という名のスパイナル・タップの映画みたいなものです。実は、ポップビデオが大嫌いで。もし自分にさせてくれるものなら、ビデオではなくパラパラマンガを作って送りますよ。(下の写真でパラパラとめくるマネ)はい、終わり!それが、僕の理想とするポップビデオです

Interviewer:Your absense from stage's been contributed to your severe stage flight. is that a fair diagnosis?
インタビュアー:ステージに立たなくなったのはあなたの重度のステージ恐怖症が一因であるとされていますが、これは果たして正しい診断ですか?

Andy:It was because I felt trapped on the touring wheel. Five years of solid touring. I'd be on the stage, after five years of that, I was begining to say things like, I'd be doing a gig, I'd be saying to myself in my head, drifting off saying, "Wow, I'd love a house to live in, instead of hotel"...or.."I really like a chair. I don't own a chair". You know,"I just don't have a chair"..You found yourself in four number into the set, on complete remote control, having done everything, words perfectly, music perfectly and you're drifting off thinking about a chair! You've beenfantasizing a normal life. Not a life trapped in a stupid rock'n roll circus.
アンディ:ライブツアーの連続でがんじがらめになって精神的に追い込まれたんです。5年間、途切れることなくツアーを続けたんです。あの頃、ステージに立ってると...ツアーを5年続けた結果...ステージに立つと頭の中で考え始めたんです....ギグをやってる真っ最中に頭の中でボーッと"ああ、自分の家に住みたいなあ。ホテルじゃなくて...”とか、“本当に椅子が欲しいなあ。自分には椅子などないんだよなあ"(下の写真)、そう、"僕には椅子さえないんだ..."なんて。ところが、そう思いながも、自分はきちんと曲順通りに4番目の歌を歌っており、完全なるリモートコントロール状態で、歌詞も演奏も完璧にやっているんですよ。同時に、頭の中では知らず知らずのうちに椅子について夢想にふけっているんですよ。普通の生活を夢に描いているわけですよ。ああいう、馬鹿らしいロックンロールサーカスに閉じ込められた生活ではなくて。

Interviewer:So this is not an effort to get over your stage fright but an effort to get into music?
インタビュアー:すると、今回の長い空白を破り復帰したのはステージ恐怖症を克服するためではなく、音楽活動に没頭するためですか?

Andy:oh i really...I am a song writer, a record maker.
And I don't see touring as a big necessary part of what you have to do to make a good music. You can make it in studio.
アンディ:僕は、本当に....自分は、まずソングライターです。そして、レコードメーカーです。ライブツアーなんて良い音楽を作るのに必要となるような重要なものだとは思っていないんです。良い音楽はスタジオで作れます。

Interviewer:And we should point out that you are already working on Volume 2.
インタビュアー:最後に、XTCはもう既に次のアルバムVol2に取り掛かっているとのことですね。

Andy:Oh, yes.
アンディ:ああ、そうなんです。

Andy:Two coats of paint in Colin's garage and the way we go!
アンディ:あとは、コリンのガレージに塗装を二度塗りするだけです!(ここで"Vol2(Wasp Star)"がレコーディングされた)

Interviewer:Welcome back to the music scene.
Now we know you have not disappeared.
インタビュアー:それでは、ミュージックシーンに再びようこそ!
これで、XTCは消えたわけではないとわかりました。

Andy:No, we have not disappeared.
アンディ:そうです、僕らは消えてませんよ。
posted by Miko at 11:41| ニューヨーク ☀| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月19日

『過去翻訳記事】XTCのアルバムを買いたいが、どれから買ったらいいのさ?とお悩みの方へ:参考になるような、ならないような。ANDY PARTRIDGE XTCの過去11枚のアルバムの解説

http://chalkhills.org/product/rsguide.html

ANDY PARTRIDGE
XTCの11枚のアルバムの解説

WHITE MUSIC (1978)
"Naive, charming, desperate. Borrowed voices: a soupçon of Buddy Holly with a dollop of Steve Harley and a seal bark to get through crappy PAs."
Best tracks:
"Science Friction", "Statue of Liberty", "This is Pop"
"ナイーブでチャーミング、なんとか上手くやろうと必死。借りた声:バディ・ホリーを暗示させる声、スティーブ・ハーリーの声も少々、安っぽいPAシステムを通して出したオットセイの吠え声"

GO 2 (1978)
"A squabbling band made that album. A maelstrom of a session. Plus we were living together in a situation reminiscent of The Young Ones."
Best tracks:
"Are You Receiving Me?"
"口論ばかりしてるバンドがアルバム作った。大混乱のレコーディングセッション。それにザ・ヤングワンズを連想させる状態でみんな一緒に住んでた。"

DRUMS AND WIRES (1979)
"Suddenly we were a three piece. The songwriting was starting to get half decent and we were revelling in two wiry sounding guitars, twanging bass and voodoo tom-toms."
Best tracks:
"Making Plans For Nigel", "Ten Feet Tall"
"いきなり、僕たちは3人組になった。ソングライティングは結構まともになってきた。針金みたいな音のギター二本と、ブンブン唸るベース、ブードゥーみたいな音のタムタムで大いに楽しんだ"

BLACK SEA (1980)
"Recorded at the height of touring mania. We were about as muscular sound-wise as we would ever be. It sounded like our live set, raucous and very tight and pumped up."
Best tracks:
"Generals and Majors", "Respectable Street"
"ライブツアーの狂気がピークに達していた時期にレコーディングした。今までになかったくらいに音的にたくましくなった。自分たちのライブセットサウンドと同じく、騒々しく、非常にタイトで、筋肉ムキムキ"


ENGLISH SETTLEMENT (1982)
"Why don't we make an album we don't have to reproduce on stage? We can use acoustic instruments, we can overdub keyboards, we can use pianos. . . The first of the multi-coloured records."
Best tracks:
"Senses Working Overtime", "Ball and Chain"
"ステージで再現する必要のないアルバムを作ったらどう?アコースティック楽器を使用し、キーボードをオーバーダビングし、ピアノを使おう...僕らの最初のマルチカラーのレコード"

MUMMER (1984)
"I feel like a 30-year old musical vandal. I can do what the hell I want and I don't have to answer for anything."
Best tracks:
"Great Fire", "Love on a Farmboy's Wages"
"30歳の音楽荒らしって感じ。やりたい事を思う存分やれるし、他人に口出しさせない"

THE BIG EXPRESS (1984)
"Call me stupid, but these were good records. If you bastards don't want to buy 'em, what can I do? I had faith in my art."
Best tracks:
"All You Pretty Girls", "Wake Up"
"バカにされるだろうが、これらは良いレコードだった。おまえらみたいな、ろくでなしが買いたくないなら、僕にはどうすることも出来ないね。自分のアートが素晴らしいと信じている"

SKYLARKING (1986)
"When we delivered Skylarking, they told us it didn't have any singles on it and we should go a write something in the style of ZZ Top."
Best tracks:
"Grass", "The Meeting Place"
"Skylarkingをレコード会社に聞かせた時、シングルカットにふさわしい曲が全くないと言われた。それでZZトップスタイルの曲を書けと言われた"

ORANGES AND LEMONS (1989)
"Oranges and Lemons is all about the compact craftings of the psychedelic single. Dedicated to all the bands who made my school days so very purple."
Best tracks:
"Mayor of Simpleton", "King for a Day"
"このアルバムはサイケデリックなシングル曲をコンパクトにたくさん作った。学生時代をとってもパープルなに彩ってくれたバンドの全てに捧げたアルバム"

NONSUCH (1992)
"I love chords that have triangular, star-shaped points to them. I'm not keen on the round ones that just slip down porridge-like."
Best tracks:
"The Disappointed", "Ballad of Peter Pumpkinhead"
"星形みたいに先が尖がった三角形のコードが大好き。お粥みたいにトロリとこぼれるような丸みを帯びたコードは嫌い"

APPLE VENUS VOLUME 1 (1999)
"It sounds unlike anything else out there at the moment. It's pagan, verdant, greasy, idiosyncratic, salacious."
Best tracks:
"I'd Like That", "Greenman"
"現時点ではこのアルバムのサウンドに似たアルバムはないだろう。多神教って感じで、青々とした自然ぽくて、油が乗ってて、風変わりで、わいせつだ"

posted by Miko at 14:21| ニューヨーク ☁| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月17日

アンディ・パートリッジのツイート等の翻訳:ファン「アンディ、貴方の天才さに感謝!」アンディ「天才だったことは一度もないよ。時々、作曲が結構上手だっただけ。それだけ」





















































































posted by Miko at 10:54| ニューヨーク ☀| アンディの発言集:XTCについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする