2013年10月20日

XTC - Bungalow

バンガロー
バンガロー
海辺に佇む

バンガロー
潮風に吹かれ
つるバラが香る中
余暇を過ごすんだ

贅沢な小別荘で太陽を手に入れる
だから神がお創りになった毎時間一生懸命働く
そうすれば二人飛んで行ける
お前を手に入れるためお金を全部貯める

バンガロー
バンガロー
銀色にきらめく海岸線
ハリエニシダの花
お前は僕のものになる

町の一等地に建つ
このビジョンをずっと描きながら働き続ける
そうすれば二人飛んで行ける
お前を手に入れるためにお金を全部貯める

バンガロー
バンガロー
そのうちにお前は僕のものになる

*「お前」とは、バンガロー(小別荘)を擬人化をしている。
posted by Miko at 09:47| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XTC - Crocodile

クロコダイルめ!
俺を嫉妬させようとしてるが無駄だぜ
彼女があの男の元へ去ったからって

シーン1:立っている
着地失敗、墜落
君は飛行機から無事抜け出したのかも
でも俺は運命に従う

シーン2:座っている
台所に男が一人
男は冷え切って生気がない
まるで皿のハンバーガーみたいさ
俺が恐れているのはあるひとつの感情

そいつが餌をせがんで引っかく音がするよ
そいつがニンマリ座ってる姿が耐えられない
俺の頭の中で巣作りしないでくれ

クロコダイルめ!
俺を嫉妬させようとしてるが無駄だぜ
彼女があの男の元へ去ったからって
消えうせろ!
クロコダイルめ!
俺をなんとか嫉妬に狂わせようとするが
そんなことさせないぜ

シーン3: 横たわる (真っ赤な嘘をつく)
槍で突き刺され息も絶え絶え(受け口で)
手助けするため壁をよじ登り
皮をはがされお酒を注ぎ剥製になる
俺が抑えようとしてるのはあるひとつの感情

嫉妬に燃えた怪物、あごを思いっきり開けて待ってるよ
でも今ではあいつはおまえのペット、
もう逃げも隠れも出来ないぞ

あいつが座って泣いてる姿には耐えられない
あいつの腹の中に身を投げたりするものか
クロコダイルめ!
とっとと消えうせろ!
(クロコダイルが
疲れきった嫉妬の笑顔を浮かべてる…)
posted by Miko at 09:46| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XTC - The Smartest Monkeys

人間は寝床にするためダンボール箱を作ったわけさ
そして、新聞を毛布の代わりにしたのさ
まあ、よくぞここまで発達したもんだって認めるべきだぜ
木にぶら下がっていた時代から考えれば

俺達は誰よりも賢いモンキー
一番賢いモンキー
その証拠はそこらじゅうに転がってる
俺たちの脳の方がでっかいんだ
そう知ったんだ
最も賢いモンキー

人間は公園のベンチがベッドになるって発見したわけさ
そして、ごみ捨て場が確かなる栄養摂取の場だって発見したんだ
そんなすごい発見があって
文明は心から賛同した
我ながらよくやったなと自画自賛することに

俺達は誰よりも賢いモンキー
一番賢いモンキー
立派に進化した様子は明白さ
俺達こそが地球上の生物の支配者
最も賢いモンキー

俺達は石器時代から原始人を連れ出してきたわけさ
そして、現代の地下鉄に乗せてやったんだ
どうやってあんなに多くの人を車内に詰められるんだろ
即、ギネスブックに電話してみよう
君だって認めざるを得ないだろう…

俺達が最も賢いモンキーだってことを…
posted by Miko at 09:44| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XTC - Ugly Underneath

まず、例えば、握手
ケーキでも焼けそうなくらい温かい握手だけど
それは君から隠そうとしているだけ
温かさの奥に潜む醜さを

次に、例えば、結婚式
そして、立派にコーディネートされた寝具セット
でも実は、そのおとぎ話もズタズタ寸前
まったく、結婚も一皮向けば醜いものさ

美しい時が消え去って
人の同情を大食いする奴が
「現実」という名のケーキの上に乗っかってる
甘い砂糖の下は醜いんだ

その仮面をこじ開けようとしたことあるかい
やってみなよ、スプーンでも使って
でもね、ヘラクレスのような超人的な力が要るんだ
いいんだよ、泣きたかったら泣いたって

君がかみしめているのは真実
それをレモネードで喉に流し込むのは
一番辛い事だよ

裏に潜む醜さ

政治家っていう連中は
疑いを抱かせないものなんだ
たとえ、あいつらの最悪の状態と
心の奥の醜さを見たって

投票が終わると
甘い言葉など取っ払われ
君の一票をもう手に入れたからって、あいつらほくそ笑うだけ
やれやれ、一皮向けば醜い連中さ

その車輪を抜き取ろうとしたことあるかい
やってみなよ、フォークでも使って
ほら、醜さを知れば本当の自分になれるだろ
いいんだよ、泣きたかったら泣いたって

君は真実を踏み歩いてきたんだ
それをレモネードで喉に流し込むのは
一番辛い事だよ
posted by Miko at 09:42| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XTC - War Dance

巷で伝染病が流行ってる
若い心に情熱を掻き立てる病なんだ
老いた政治活動家さえ
重症になってる

こんなの、戴冠日以来
初めてだぜ
主戦論者たちが通りで騒ぎ出したら
俺は地下に潜伏するぜ
過激に扇動するあの連中を近づけないように

このウォーダンス
愛国者のロマンなのさ

こんなの、戴冠日以来
初めてだぜ
通りで紙吹雪が舞えば
血が騒ぐ君は既に影響を受け始めたようだ

ウォーダンスにうっかり乗らされてしまったんだね

センセーショナルな実体のない噂のため
英国全国紙新聞社は徹夜で仕事
誰もが主戦論の利益の分け前を欲しがってる
チャーチル首相の時代をよみがえらせ
徴兵制を復活させようとしてる

権力欲と名誉欲という熱病を煽れば
ユニオンジャックの病を悪化させる

そう、このウォーダンスのことさ
愛国者のロマンなのさ

君たち詩人は
その昔目撃したはずさ
若い心が煽られたあのさまを
第一次世界大戦の時代に…

このウォーダンス
愛国者のロマンさ
このウォーダンス
第三次世界大戦のダンスさ
このウォーダンス
若い心に情熱を掻き立てる
若い心、若い心
ウォーダンス
ウォーダンス…

*war dance: 戦勝祈願の踊りのこと
posted by Miko at 09:39| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XTC - Holly Up On Poppy

ホリーがポピーに乗る
馬は走りに走って
あの子はこの世界から逃げ出した
綺麗な女の子が焼かれてしまうこの世界から

ホリーがポピーに乗る
レースで一番になるため走る
ホリーがおしゃべりすると旗が広がる
あの子とポピーの秘密はクレヨンのグルグル落書きの中

毎日僕は
勇気を奮い起こして
あの子の目を覗き込むんだ
あの台風の目を
とにかく
あの子を見てると楽しいんだ
魔法の馬に乗って遊ぶ姿を見てると
それは愛の力による魔法
あの子が笑ってる

ホリーがポピーに乗る
馬は走りに走って
あの子はこの世界から逃げ出した
綺麗な女の子が焼かれてしまうこの世界から

ホリーがポピーに乗る
そして
時計を見るたび
つくづく思うのは
一日一緒に過ごす時間が短いってこと
一瞬一瞬
あの子と過ごす毎に
お財布は膨らむばかり
天使のお給料を詰め込んで
あの子が笑ってる!

ホリーがポピーに乗る
ポピーに乗る
ポピーに乗る
posted by Miko at 09:38| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XTC - The Disappointd

失意の人々が
重い足取りで歩き回る
どのプラカードも同じに見える
そこに掲げた写真と名前は
自分達が失恋した男女たち

失意の人々が
僕の家の集会に集まる
嘆きに満ちた涙声で
立候補させてくれと言う
この失恋集団のリーダーにさせてくれと
以前は、同情なんかしなかったよ
愛に人生を破壊され、棒に振る人のこと
でも、どうやら、僕の指にはめた君の指輪が
物語っているようだ、僕がスポークスマンになったことを…
失意の人々が
僕を肩に乗せて
秘密の闇の国へ連れて行く
サンバのマーチングバンドが
傷心を癒す曲を演奏してる

そして、陽が消えて暗くなってくる
あたり一面暗くなってくる

失意の人々が
何百万という群集としてやってくる
バスからあふれ出すように降りてくる
僕たちの記念碑の前で降りてくる
傷ついた心の破片を集めて造られた記念碑の前で

以前は、同情なんかしなかったよ
愛に人生を破壊され、棒に振る人のこと
でも、どうやら、僕の指にはめた君の指輪が
物語っているようだ、僕がスポークスマンになったことを…

失意の人々が
刻一刻と増え続け
太陽を黒く塗りつぶす
その集団の最後に歩いてるのは
失恋の王様、それは僕…
posted by Miko at 09:36| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

That Wave - XTC

あの波ときたら
僕を君の瞳の中へと押し流したんだ
緑がかった灰色の無数の小石の間を僕を引きずり
次々に姿を現す大聖堂の中を通りくぐって

あの波ときたら
僕を乗せて君の口の中へと運んでいった
真珠の渦巻きと唾を飛沫の中で回転させながら
若いダイバーを戸惑わせる

海底まで飛んでいって
魚の連中にどういうことなのか聞いた
すると、教えてくれたよ、僕は天国にいるんだそうだ
その住所は11番目の雲だそうだ
すると、あいつらは踊り笑って 
説明してくれたよ、僕が落ちたのは恋だって

あの波ときたら
僕を乗せて君の髪を通り抜けていった
窒息しそうな絡まる海藻から僕を引っ張り出して
香りを散らすクッションが滝のように流れ落ちる中を

あの波ときたら
僕を君の肌の中へと押し流す
そこで期待にどっぷり浸かり
惑星のパレードに頭がクラクラ

空の底まで潜っていく
青い鳥の連中にどういうことなのか聞いた
すると、教えてくれたよ、僕は天国にいるんだそうだ
その住所は11番目の雲だそうだ
すると、あいつらは踊り笑って 
説明してくれたよ、僕が落ちたのは恋だって

あの波!

あの波ときたら
僕を引きずり船外へ放り投げる
永久のモガ二ズムへと
感情の動きを描きながら

海底まで飛んでいって
魚の連中にどういうことなのか聞いた
すると、教えてくれたよ、僕は天国にいるんだそうだ
その住所は11番目の雲だそうだ
すると、あいつらは踊り笑って 
説明してくれたよ、僕が落ちたのは恋だって

こちらは、超サイケデリックな歌詞と音楽だが、アンディよると、波と恋は似たもの同士だそう。
Andy: “Falling in love. When I was a kid I remember dashing into the
sea with these massive breakers and was struck unconscious. To
this day I'm very frightened of the sea. Love too is frightening - and
marvellous.”
「恋に落ちてしまうことを歌っています。幼い日に巨大な砕け散る波に向かっ
て突進して行き叩きつけられて気を失ったことを憶えています。今でも
、海は非常に怖いですね。愛も恐ろしいものですが、同時に素晴らし
いものでもあります。」
posted by Miko at 09:33| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月19日

【過去インタビュー】NONSUCHについてアンディとコリンが一曲ずつ短い解説!ザ・ディサポインテッド 「明るい音楽に対して暗い歌詞という歌を作ってみたかった」マイバードパフォーム 「人生に満足してるって歌」

NONSUCHについてアンディとコリンが一曲ずつ短い解説!

http://chalkhills.org/reelbyreal/a_Nonsvch.html

andy1.JPG

サラウンドミックスのNONSUCHのリリース延長になってしまいました!もう、待ちきれないですね!!

XTC's songwriters, Andy Partridge and Colin Moulding, recently talked about the tracks on Nonsuch (Geffen Records), the band's 12th album. Produced by Gus Dudgeon, Nonsuch, was recorded from July to October 1991 in Oxfordshire, England. The first single is "The Ballad of Peter Pumpkinhead."
XTCのソングライター、アンディ・パートリッジとコリン・モールディングが、先日、ノンサッチ(ゲフィンレコード) 、バンドの12枚目のアルバムの曲について解説をしてくれた。ガスダジョンのプロデュースによるノンサッチは、1991年の7月から10月に掛けてイギリス、オックスフォードシャーでレコーディングされた。ファーストカットシングルはバラードオブピーターパンプキンヘッド。

"The Ballad of Peter Pumpkinhead": "He's every hero, every politician, every religious leader who's far too good to be true and by telling the truth becomes a martyr. Is Peter Pumpkinhead Jesus or JFK or Buddha? Actually the name's from a jack-o-lantern I carved. After Halloween, I stuck it on a fence post in my garden and every day I'd go past it on my way to my composing shed. And every day it would decay a bit more. I felt so sorry for it, I thought I'd make it a hero in a song." (Andy)
バラードオブピーターパンプキンヘッド: 「彼は、あまりにも出来過ぎたヒーロー、政治家、宗教指導者。真理を説いたがために殉教者となってしまった。ピーターパンプキンヘッドとは、イエスキリストか?ジョンFケネディか?ブッタか?本当は、僕が作ったジャックオーランターンに付けた名前だったんです。ハロウィンが終わり、そのかぼちゃを裏庭のフェンスの支柱に突き刺しておいたんです。作曲する場所である裏庭小屋に行くのに毎日、そこを通ったのですが、かぼちゃは日に日に少しずつ腐っていったわけです。何だか可哀そうでね。それで、そいつを歌でヒーローにしてあげようかと思ったんです」 (アンディ)

peter2.JPG

"My Bird Performs": "A happy-with-my-lot song." (Colin) "The best melody that Paul Simon never wrote." (Andy)

マイバードパフォーム: 「人生に満足してるっていう歌」(コリン) 「ポール・サイモンが書いたであろうベストメロディー」(アンディ)

"Dear Madam Barnum": "I initially wrote this for a film set in 1965. It has a folk rock chug that's east of Merseybeat and south of the Hollies. But when I delivered the song they had no money, so I kept it instead." (Andy)
ディアマダムバーナム : 「当初、 1965年を設定にした映画用に書いたんですよ。Merseybeatの東とHolliesの南のフォークロックチャグ風サウンド。ところが、曲が完成して届けてたら映画の資金がなかった。それで、自分達ようにとっておくことにしたわけです」(アンディ)

"Humble Daisy": "A paean to the person and the weed. There's a wonderful field where I walk my dog and overnight these big daisies came up. So the song's in praise of that glorious weed. As for some of the words, I have no idea what they mean - but they're pictorially gorgeous." (Andy)
ハンブルデイジー :「人と雑草に捧げる賛歌。犬を散歩に連れて行く素晴らしい野原があって、そこでは、一晩で大きなデイジー(ヒナギク)が生えるんです。その輝かしい雑草を褒め称える歌なんです。歌詞は、ところどころ自分でも意味不明だけど、絵画のように鮮やかなイメージでしょ」 (アンディ)

"The Smartest Monkeys": "A piece of sarcasm and an obvious sentiment -- the human race can send a man to the moon but it's not able to put food in stomachs and roofs over heads." (Colin)

ザ・スマ―テストモンキーズ:「皮肉と分かり切った考えを歌にした作品 - 人類は人を月まで飛ばせるくせに、人に食べ物と住まいを与えることさえままならぬ、という」 (コリン)

"The Disappointed": "I fancied writing something that was up musically and dejected lyrically at the same time. It's about people who've been neglected in affairs of the heart, and they band together to form an organisation of the disappointed. Then they all congregate round this guy's house and declare him their king. It's in memory of morose teenage incapacity with the opposite sex." (Andy)
ザ・ディサポインテッド : 「明るい音楽に対して暗い歌詞という歌を作ってみたかった。心傷ついた人々を歌っている。失意の人々の一団を作るために彼らを一堂に集めるんです。そして、そのうちの一人の家で集会を行い、彼を自分たちの王にすることを宣言する。これは、異性に対して全く無能だった自分の不機嫌な十代の頃をしのんで作られたんです」 (アンディ)

"Holly Up On Poppy": "My daughter calls her rocking horse Poppy. Originally the song was titled ‘Holly High on Poppy’ but people thought it was about drugs. Even now someone's said it's about dying of cancer and taking drugs to ease the pain. But it's really about my daughter and her rocking horse." (Andy)
ホリーアップオンポピー: 「娘が自分の木馬をポピーと呼んでいたんです。最初、歌のタイトルは 『ホリーハイオンポピー』だったんですが、みんなにドラッグの歌だと思われてしまって。(訳すと“ホリーはアヘンでハイになってる”という意味にも取れるため。)タイトルを変えた今でも、この歌は癌に罹り死にそうになって痛みを和らげるためにドラッグを服用している歌ではないかなんて言う人もいるんですけどね。でも、これは本当に、自分の娘と彼女の木馬について歌っているだけですよ」 (アンディ)

"Crocodile": "The most basic thing on the album -- a noisy pop song about jealousy. It's about putting a shape to an emotion that we've all felt, the shape of a crocodile. The beast comes to live with you, and then devours you if you're not careful." (Andy)
クロコダイル: 「このアルバム中、最もベーシックなナンバー - 嫉妬(注:ワニは緑色であり、英語圏では緑色は嫉妬を象徴している)について歌ったやかましいポップソング。みんな誰しも感じた事がある感情を形にしようとしてるわけ。つまり、ワニの形に。この獣は、あなたの住まいに居候し、そのうち、良く注意していないと食われてしまうってことです(獣=嫉妬。気を付けないと、嫉妬という感情に自分を破壊されてしまうという意味。)」 (アンディ)

"Rook": "I was frozen with writers block. Then suddenly this song came out. I was really frightened. I mean, I couldn't even finish the demo because I was in tears. It felt like seeing yourself in a mirror and recognising your own mortality. Maybe it's something in the chord changes. I don't understand the lyrics, which is rather exciting." (Andy)

ローク:「当時、僕はライターズブロックで完全に何も書けない状態だったんです。それが、突然、この曲が出てきた。恐い曲だったんです。泣けて泣けて、デモを終えることさえ出来ないくらいでしたよ。まるで、鏡に映った自分の姿を見て、己の絶対に免れない死すべき運命というものを知った感じだったんです。たぶん、コードチェンジに何かを感じるのかも知れません。歌詞については自分でもわからないが、それは、それでエキサイティングですよね」(アンディ)

"Omnibus": "In praise of women. They're wondrous. This belongs in a 50's musical with Anthony Newley singing it, hanging off the back of some trolleybus." (Andy)
オムニバス:「女性を賛嘆する歌。女性は素晴らしいからです。これは、アンソニー・ニューリーがトロリーバスの後ろにぶら下がりながら歌う50’s ミュージカルって感じです」 (アンディ)

"That Wave": "Falling in love. When I was a kid I remember dashing into the sea with these massive breakers and was struck unconscious. To this day I'm very frightened of the sea. Love too is frightening -- and marvelous." (Andy)

ザット・ウェーブ: 「恋に落ちる。子供の頃、でっかい波がうねる海に突進していって、大波に打たれて気絶をしたのを憶えています。それ以来、今でも、海がすごく怖いんです。恋も怖い - と同時に素晴らしいもの」(アンディ)

"Then She Appeared": "A slice of whimsy and a chance to mention Fox Talbot. You don't hear many pop songs invoke the name of one of the founders of photography." (Andy)

ゼンシーアピアード:「フォックス・タルボット氏に言及する機会を得られた、ややもの好きな歌詞です。写真の創始者の一人である人物の名前を呼び起こすポップソングはあまり聞いたことがないでしょう」 (アンディ)

"War Dance": "The words were originally prompted by the Falklands War in 1982. But it was too much on one piece of history. Then along came the Persian Gulf War and I put the revised lyrics to a new piece of music. It was time to bring war out of the closet again." (Colin)

ウォーダンス: 「歌詞は、もともと1982年に勃発したフォークランド戦争から生まれたものです。でも、歴史の一部でしかない出来事に対してはあまりにも大げさな歌詞だったんですね。そこに、湾岸戦争が起こり、新しく書いた音楽に当初のこの歌の歌詞を修正したものを付けたんです。また、久しくやっていなかった戦争の歌を歌うことになったというわけです」 (コリン)

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"Wrapped In Grey": "Life doesn't have to be grey and soulless. If you tap into your own emotions, you can experience all the colors." (Andy)

ラップイングレー: 「人生、灰色の無感情な人生である必要はない。自分の感情を引き出すことで、ありとあらゆる色を味わう事が出来るんです」 (アンディ)

"The Ugly Underneath": "You must be prepared to take off the mask. You must see the ugly to be beautiful. The sugar sweet can become ugly too, like in marriage or politics. Hopefully we captured the psychotic nature of the song." (Andy)
"ジ・アグリー・アンダーニース: 「偽りの仮面を剥がす勇気が必要。美しくなるには、まず最初に醜い現実を見ることが必要なんです。甘い優しさだって醜く成り果てる。例えば、結婚や政治のように。願わくば、この精神的異常な感じの歌詞を音楽的にうまく捉えることが出来ていれば良いのですが」(アンディ)

"Bungalow": "Very seaside-y and cheesy organ, like something a cruddy trio in holiday camp might play." (Colin) "This is one of my favorite things Colin's written." (Andy)
バンガロー:「いかにも海辺っぽい、安っぽいオルガン。なんだか、ホリデーキャンプ場で安っぽそうなトリオバンドが演奏しそうな曲」 (コリン)「コリンが書いた曲の中でも好きな曲です」 (アンディ)

"Books Are Burning": "I'm intensely proud of this song. I love books, they're sacred objects, and anyone who destroys them is scum. Usually it's frightened regimes, their way of saying we're in control. But what they stand for doesn't have a hope in hell. To destroy thoughts, dreams, and an attempt to communicate is a crime." (Andy)
ブックスアーバーニング:「この曲を非常に誇りに思っています。自分は本を愛する者です。本は"神聖なる物”、それを破壊するなんて人間のクズ。たいてい、国民の勢力におびえる政権が、“おまえらを支配しているのは我々だ”と言う見せしめに焚書を使っているんですね。でも、あいつらが象徴するものは奪われた希望。思想、夢、人に何かを伝えようとする努力を破壊するのは犯罪行為です」 (アンディ)

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posted by Miko at 17:13| ニューヨーク ☀| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月16日

5.1ch サラウンドミックスで名高いスティーブン・ウィルソンがあのXTCの名盤ノンサッチを5.1化に!!アンディのAPEでのコメント「これには、アルバムデモ全部 + アルバムに入れなかった曲 + ボーナストラック付で来年出すよ」

昨日のアンディのAPEでのコメント

Dec 12 2012, 02:50 PM

Hi volks,just a quick note to let you know that acclaimed surround sound mixer and artist in his own,Steven Wilson is at present working on a 5.1 mix of NONSUCH.This

will be coming out on your favourite label next year. Yay!!
ハイ、みんな!取り急ぎお知らせだけど、あの独自のサラウンドサウンドのミキサーでありアーティストとして名高いスティーブン・ウィルソンがNONSUCHの5.1ch ミックスに現在取り組み中。来年、皆のお気に入りのレコードレーベル(APE) から出る。イェーイ!

****

Dec 12 2012, 07:46 PM

There will certainly be all demos for the album and of the tracks that never made it. A few other extras too,but tell you that nearer the time.
 NONSUCHのデモの全部と、アルバムに入れなかった曲も今回入れます。それと、他にもいくつかのボーナストラック付。詳しくはリリース近くにまた話します。

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Dec 12 2012, 02:47 PM

ドノヴァンの質問"Steve Harley & Cockney Rebel - Such A Dream"は好きですか?
にアンディ答える:

I must say that I rather liked Cockney Rebel and would go so far to place my early singing style somewhere between Steve Harley and Buddy Holly. Mister Soft and

Sebastian are my favourite tracks.
僕はむしろCockney Rebelの方が好きで、自分の初期の歌い方はスティーヴ・ハーレーとバディ・ホリーを二で割ったような歌い方だったと言えるくらい。ミスターソフトとセバスチャンが好きな​​曲ですね。

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Dec 12 2012, 07:56 PM

ファンの質問:YOUTUBEでアルバム一枚そっくり無料でアップロードされているのをどう思いますか?

Well para,it's a split for me,as part of me is flattered and part appalled,yes...it will affect sales. I would have thought negatively too. Why pay when it's all there for free?
I guess the biggest resentment is that certain people think it's OK to steal from you. If I took the bike away that he goes to work on he wouldn't be happy with me.
I don't think there is anything I can do.
パラさん、気持ちは半々ですね。光栄でもあるし、あきれてる部分もある。そうです、売り上げに影響しますよ。自分だってきっとファンだったら否定的に考えていたと思う。無料で聴けるのに何でわざわざお金払ってレコード買うわけ?一番腹立たしいのは盗みはOKだと思ってる人がいるって事。もし誰かが仕事に行くのに必要な自転車を僕が勝手に取ったらその人は怒るよ。これに関しては、自分にはどうすることも出来ないですね。

****

さっき気が付いたけど、久々、昨日ツイッターでもアンディ コメントしてたのね

XTC‏@xtcfans

Hopefully Steven will work on the whole catalogue,that's if EMI can find the tapes
スティーブンがXTCの全カタログを5.1サラウンドミックスしてくれればいいなあ。それは、もしEMIがXTCの他のテープを見つけることができれば、のはなし。

****

すると、ファンがつっこみ

12 DecLee Farber‏@FarberLee
@xtcfans Let me know if you need help looking. Have you checked between the couch cushions?
テープ探すのに助けが必要なら言ってください。ソファのクッションの間を探しましたか?

アンディ
12 DecXTCVerified‏@xtcfans
@NagleT I fear the 'EMI ARCHIVE' is actually some disused railway tunnels. There was a lot of mould on the NONSUCH tapes.
EMIアーカイヴは本当は廃線となった鉄道のトンネルなんじゃないかね。NONSUCHのテープにはカビがたくさん生えてたよ。

****

違うファンが更につっこむ
12 DecSteven Kilburn‏@prof_pk
@xtcfans ..thought some gezzer from Squeeze had nicked some of the tapes (allegedly!)
スクイーズのおかしな奴がテープを何本か盗んだんじゃなかったっけ(伝えられた話によると!)

するとアンディ
@xtcfans
@prof_pk Yes,and he still has them. APPLE VENUS,so we started again.
そうですよ。彼が持っているんです。アップルヴィーナスのテープ。その為に僕ら最初からレコーディングし直したんですから。

****

12 DecNeil Oliver‏@squealyneily
@xtcfans How did you decide on Nonsuch?
何故、NONSUCHを5.1に選んだのですか?

@xtcfans
@squealyneily EMI could find all the tapes,that's all.
EMIがNONSUCHの全テープを見つけたから。理由はそれだけ。
posted by Miko at 22:10| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月03日

Nonsuch5.1バージョン予約開始!インストバージョン、アンディとコリンのデモ音源、コリンのDidn't Hurt A Bitがボートラ。レコーディング風景の映像付き。うわーああああああああ!!!(ただしこれは、英国版で、日本盤ではない。)

Nonsuch is the first in a series of expanded XTC album editions including 5.1 Surround mixes, new stereo mixes and High-Resolution stereo mixes of the original material along with a wealth of extra audio and visual material.
このノンサッチのエディションは、XTCのアルバムエディション拡大シリーズの第一弾。オリジナルアルバムの5.1サラウンドミックス版(過去数回ミックス関連のグラミー賞候補スティーブンウィルソン担当)、新しいステレオミックス版、ハイレゾルーションステレオミックス版の他、ボートラと映像も!!

Steven Wilson has produced the new mixes with the input of founder band member Andy Partridge and the full approval of the band.
スティーブンウィルソンが、XTCの創設者でありバンドメンバーであるアンディ・パートリッジに意見やアイデアを提供してもらい、更に残りのバンドの全面的な賛同を得ながら、ニューミックスをプロデュース。

Presented in special packaging with an expanded booklet and sleeve-notes by Andy Partridge, Colin Moulding and Dave Gregory, this is the cd and blu-ray version.
豪華なブックレットと、アンディ・パートリッジ、コリン・モールディング、デイブ・グレゴリーのライナーノーツ入りの特別パッケージ。これはCDとBlu-rayのバージョン。
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* CD features a completely new stereo album mix by Steven Wilson and non-album track Didn't Hurt a Bit.
CD:
スティーブウィルソンがミックスした完全なるニューステレオミックス。オリジナルアルバムからは外されたコリンの曲"Didn't Hurt A Bit"収録。

* Blu-Ray features:
Blue-Rayはかなり凄い事になってる:

- a 5.1 DTS-HD Master Audio Surround (24bit/96khz) mixed from the original multi-track tapes.
オリジナルマルチトラックテープからの5.1サラウンドミックス。

- the new stereo album mix in DTS-HD Master Audio (24bit/96khz).
マスターオーディオからのニューステレオアルバムミックス。

- exclusive instrumental versions of all new mixes in DTS-HD Master Audio stereo (24bit/96khz).
マスターオーディオステレオで新しくミックスしたインストバージョン曲

- exclusive Andy Partridge home demos and Colin Moulding work tapes for songs written for the album and contemporaneously.
ノンサッチ用に同時に書いていた歌のアンディ・パートリッジのホームデモと、コリン・モールディングの作業中のテープ音源

- filmed footage of the band working on the album in Chipping Norton Studios.
チッピングノートンスタジオでノンサッチをレコーディング中のバンドの映像

- promo films for The Ballad of Peter Pumpkinhead and The Disappointed also feature on the Blu-Ray.
バラッドオブピーターパンプキンヘッドとザ・ディサポインテッドのPV

Pre-order now for October 7th release.
10月7日リリースに向けて予約開始。

preorder (£15.99 GBP)




Tracks

CD:

1. The Ballad of Peter Pumpkinhead
2. My Bird Performs
3. Dear Madam Barnum
4. Humble Daisy
5. The Smartest Monkeys
6. The Disappointed
7. Holly Up On Poppy
8. Crocodile
9. Rook
10. Omnibus
11. That Wave
12. Then She Appeared
13. War Dance
14. Wrapped In Grey
15. The Ugly Underneath
16. Bungalow
17. Books Are Burning

Bonus Track:
ボートラ

18. Didn't Hurt a Bit

Blu-Ray:

Presented in DTS-HD Master Audio
- Album mixed in 5.1 Surround
- New Stereo Album mix
- Original Stereo Album mix
- Blu-Ray exclusive material including:
New stereo album instrumental mixes, demos by Andy and Colin, footage of the band in the studio and promo films for the singles.

posted by Miko at 10:41| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月09日

XTC - Omnibus



さあ、乗っておいで、隣に座りなよ
一緒に乗って、未知の友人を見つけよう
笑気ガスペダルに足を乗せて
笑顔を振りまいてドライブするんだ
オムニバス、一人残らず僕らを乗せてくれる
僕ら、一人残らずオムニバスに乗るんだ

白い肌した娘ほど素晴らしいものはないぜ
ユニオンジャックを作り、旗を広げさせる

バスに乗ったことがあるなどとは言えないよ
一度も心と席を引き渡したことがないなら
あの女性運転手が君の乗車券を破り
バスの旅を完璧なものにしてくれるはずさ

オムニバス、一人残らず僕らを乗せてくれる
僕ら、一人残らずオムニバスに乗るんだ

黒い肌した娘ほど素晴らしいものはないぜ
シェークスピアを興奮させ、オイスターを真珠にする

馬がやって来たらチャンスを逃しちゃだめだよ
一走りして飛び乗って
君の目隠しを取るんだ
大きなバスが行ってしまう前に

バスは停車する
君の恋人が見つかるまであらゆる店の前で停まる
時間を無駄にせず、ほら、みんな味わってみるがいい
遠慮せず、皿を山盛りにしたらどう?

オムニバス、一人残らず僕らを乗せてくれる
僕ら、一人残らずオムニバスに乗るんだ

黄金の肌した娘ほど素晴らしいものはない
盆栽を泣かせて、バンブーをくねくね曲げてしまう

オムニバス、一人残らず僕らを乗せてくれる
僕ら、一人残らずオムニバスに乗るんだ

オムニバス、一人残らず僕らを乗せてくれる
僕ら、一人残らずオムニバスに乗るんだ

緑の肌した娘ほど素晴らしいものはない
だからといって、他の肌の色の娘に見とれてはいけないってわけじゃないよ...

オムニバス...

*アンディ:"In praise of women. They're wondrous" 「女性の賛歌です。女性にはまったく感嘆します」
*当時、まだ独身だったギターリストのデイブに贈った歌。
*green skinned girl: やきもち焼きの女性。
posted by Miko at 12:39| ニューヨーク ☀| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月07日

XTC - Wrapped In Grey



地球を冷たい石のように考えている人がいる
寂しいモノトーンに塗られたコンクリートのように
心は大きな絵の具箱
配られたキャンバスにどう描くかは自分次第
心は大きな絵の具箱
花々は色鮮やかに甘い香りを漂わせ
身を寄せ合い、花びらの祈りを捧げる
そしてそっと諭してくれた
ひざまずく僕に

夢想家たちよ、目を覚ましてごらん
ベッドに乗ってさまよっているんだね
風船やストリーマーで
頭の中を飾っているようだけど
いくつか取り去ってごらん
今日という日に

でも、あの愛を知らぬ人たちに誘われても行ってはいけないよ
灰色に覆われた世界へ

おもりを引きずるように人生を生きている人がいる
スレートで出来た生気の無い夢を見て生きている
心は大きな絵の具箱
配られたキャンバスにどう描くかは自分次第
心は大きな絵の具箱
絵画の巨匠たちはどう感じていたのだろう
彼らは呼びかける…

夢想家たちよ、目を覚ましなさい
デスクで居眠りしているんだね
オウムやキツネザルが
君たちが気がつかない醜い心の部分に住み着く
何匹か追い出してごらん
今日という日に

あの愛を知らぬ人たちに誘われても行ってはいけないよ
灰色に覆われた世界へ

せめて君にできることは
裸で立ち上がり
ニッコリすることさ…
posted by Miko at 12:40| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【過去翻訳記事】アンディ・パートリッジがWrapped In Greyについて語る「自分を絶対に褒めてくれない親父にラップドイングレイの歌を聴かせたらやっぱり気に入らなかった。やったぜ、それでこそ俺の親父だ!世界が正常に回っている証拠だ」

Mar 19, 2007
MySpace
Andy discusses 'Wrapped in Grey'

Song of the Week -- Andy's take

アンディ・パートリッジのインタビュー「自分を絶対に褒めてくれない親父にラップドイングレイの歌を聴かせたらやっぱり気に入らなかった。やったぜ、それでこそ俺の親父だ!世界が正常に回っている証拠だ」

TB: Where did the "stand up naked and grin"ending come from?
TB:あの"裸で立ち上がりニッコリ笑うんだ”というエンディングは一体どこから来たんですか?

AP: I just wanted to deflate any kind of pomposity thatthe song may have had up to that point! [laughs] I thought, "I'vegot to stick a pin in this balloon."
AP:エンディングまでずっと漂っていた尊大な雰囲気をぶち壊したかっただけ![笑]“うぬぼれで膨らんだ風船を針でつついてやろう”って思ったんですよ。

You know, I don't usually play any of my material to my father, because he always criticizes, but I thought, "Yeah, he couldget behind this, because it's kind of square, it's a bit Bacharach andDavid, maybe one of the safer Beach Boys things -- he surely couldn't findthis offensive." So I played it to him not long after we'd finishedit, and his face was looking kind of alright, like was going to say somethinggreat about it. And then it got to the piece at the end, and his face justwent really sour.
あのですね、普通自分の父には曲を聴かせたりしないんですけど、なにしろいつも批判されるんで、でも、この曲に関しては“そう、これだったらうちの親父でも気に入るはずだ。クセのない曲だし、少しバカラックとデヴィッドを思わせるし、多分、ビーチ・ボーイズの正統派の曲の感じに似てる−絶対不快には思わないだろう”と思ったんです。それで、この曲が完成してあまり日も経たないうちに、父に聴かせたわけです。すると、父の顔が”なかなか良いじゃないか”みたいな顔つきになり、今にも素晴らしい褒め言葉を言ってくれるかのようだったんです。それが、あの最後の所で一気に苦虫を噛み潰したような顔になってしまったんです。

TB: "And now you've ruined it."
TB:”なんだ、ぶち壊しじゃないか”

AP: That's what he said! He said, "Oh, what do youwant to stick that on the end for? You've ruined it!" And I thought,"Great. That's my dad!" [laughs] He can't say anything nice.Not to me. Maybe he can say it to other people, but he just can't say itto me. I thought, "Yep. Great. He doesn't like it! All's right in the world."
AP:そう言ったんです!"まったく、なんでまた最後にあんなのを入れたんだ?これじゃぶち壊しだ!"と。僕は思いましたよ、"やったぜ!これでこそ俺の親父だ!"[笑] あの人は褒めることが出来ないんですよ。僕だけに対してね。たぶん他の人には褒めるんだろうけど、僕だけには褒め言葉を言えないんです。だから思ったのは、"そうだ。良かった。親父がこの曲を気に入らない!と、いうことは地球は正常に回っているということだ”

TB: Yeah, exactly -- from a lyrical point of view, itseems to me that you're saying, "Hope hope hope -- you can do this,"but you know in the back of your mind that sometimes it doesn't matterhow much you hope. The bastards are still going to get you down.
TB:まったくその通り。歌詞の観点から見ると、”希望、希望、希望---希望を持て”というメッセージのように思えます。でも、頭のどこかで、やはりどんなに希望を持っても時には叶わないこともあるって分かっているんですよね。ろくでなし連中の手に掛かれば希望を奪われてしまうわけです。

AP: Yeah, they'll still grind you down, so why don't youjust relax and take your clothes off and laugh? It's sort of the equivalentof mental mooning.
AP:そうです。そうあいつらは僕らをどうにかして落ち込ませようと虐げるわけです。だから、リラックスして、裸になって、笑ってしまえば?ってこと。心の中で、オシリを見せてアッカンべーするようなものです。
posted by Miko at 12:34| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【過去翻訳記事】Wrapped In Greyについてアンディが語る 「20年間ヴァージンからは一銭ももらっていなかった」「ヒット曲"メイキング・プランズ・フォー・ナイジェル"の作曲にコリンが貢献したのは4分の1だけなのに著作権の稼ぎの大半がコリンの元へ」

Mar 19, 2007
Andy discusses 'Wrapped in Grey'
http://www.myspace.com/xtcfans/blog/242738928

Song of the Week -- Andy's take

20年間ヴァージンからは一銭ももらっていなかった:「ヒット曲"メイキング・プランズ・フォー・ナイジェル"の作曲にコリンが貢献したのは4分の1だけなのに出版権の稼ぎの大半がコリンの元へ」

TB: Because that's what I'm talking about with the Genesis thing, they went from playing complicated music to very straight pop music, and because much more commercially successful as a result.
Tb: 僕は、ジェネシスの話でそれを言っていたんですが、彼らは複雑な音楽から非常にストレートなポップスをやるバンドに変貌し、その結果、商業的にはるかに成功しましたが。

AP: Yeah. I don't know how they sleep at night, but I see what you mean. I always felt like they never accepted us for what we were. They were always trying to make us something that we weren't! I just wanted XTC to do what it wanted to do. I didn't want to have to jump through accepted hoops at Virgin. Also, I really hated how we had the video thing taken out of our hands every time. And, of course, when we stopped touring, the winds of interest at Virgin got really icy.
アンデイ:そう、どうやって彼等は夜眠れるんでしょうね?(商業的成功のために音楽的に妥協した事に対する良心の呵責はないのか?と言う意味)でも、言っていることわかりますよ。ヴァージンレコードは一度だって僕たちのやっていることを認めてくれたことはなかった。常に僕らを何か違うバンドに変えようとやっきになっていたんですよ。僕らは自分達がやりたいことをやらせてくれることを望んでいたんです。ヴァージンが頭に描いていたXTCはこうあるべきみたいな型にはめられることは嫌だった。それと、毎回プロモビデオに関する決断権が自分達の手から他の人の手に委ねられていることも非常に不愉快でしたね。当然ながら、ライブツアーを止めたとき、僕らに対するヴァージンの関心がスーッと冷めていったんです

So, yeah, I was very excited with the idea of "Wrapped in Grey" being a single, but poor thing was bumped off. It was smothered.
アンデイ:だから、ヴァージンがWrapped In Greyをシングルカットするというアイデアを聞いた時はそれはもう興奮しましたね。なのに、それもオジャンになったんですよ。もみ消されたんです。

世界中に数千枚しかプレスされていない超レアアイテム!Wrapped In Greyのシングル
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今日オークションサイトEbayを見たらこのシングルが$800(約7万円?)で出てる!
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TB: And so you talked with Dave and Colin, and you all said what?
それで、デイヴとコリンに相談したんですよね。二人は何て言ったんでしょうか?

AP: Well, the strike was actually Dave's idea! We were all very fed up with Virgin, for dozens of reasons -- "Wrapped in Grey" being killed was just kind of the last straw, really -- but Dave said, "Why don't we do what other people do who don't like their working conditions? Why don't we go on strike?" And I didn't know if he was being serious or not, but I thought it was a fantastic idea! You know, there was nothing to lose. Because at that point we weren't in profit, supposedly.
アンデイ:実は、あのストライキはデイヴのアイデアだったんです!三人ともヴァージンにはもううんざりしていて。その理由はごまんとあったんですけど、Wrapped In Greyのシングルカットがお蔵行きになったことでとうとう我慢の限界に達したんです。でも、デイヴが、「労働条件に不満があるときにみんなするように、俺たちもストライキしようじゃないか」と言った時、果たしてあいつがどこまで本気か僕には定かではなかったものの、確かに良い考えだ!と思ったんです。だって、どうせ僕たちにはあれ以上何も失うものなどなかったのですから。あの当時、僕らにはまだ収益なんてないと信じさせられていたんです。

TB:So, you were living out what -- advances from each album?
すると、あなた達は生活をするのに---各アルバムからの前払いだけに頼っていたんですか?

AP: From '77, when I gave up working at other jobs, until '85, I was living on Performing Rights Society money, and £25 a week, which was waged out of our publishing money -- which was all cross-collaterized with our recording money, so if one pot was down, our manager would go and borrow some money from the publishers to pay the other pot back, and vice-versa. [sighs] I never knew what was going on with our money until much later, and now I'm appalled by what happened then, of course.
アンデイ:僕が他の仕事をすっぱり止めてバンドの仕事一筋になった77年から85年まで、演奏権保護協会からの週給である25ポンド(当時約1500〜2000円くらい?)で生活していたんですよ。その収入も自分達の出版権から差し引きされていたんです---これはレコード会社とのクロス担保契約だったんです。もし、お金の壺の中が足りなくなったら、自分達のマネージャが出版社からいくらかの金を借りて、もう一個の壺に返すんです。その逆もまた同様。[ため息] 一体自分たちの金がどうなっているのか、ずっと後になるまでわからなかったんです。今では、どういうことだったのかわかって愕然としていますよ、もちろん。

So we were living on a tiny wage, which was our money -- our own money. Naïvely, I thought, "Oh, what a nice man -- it's not much, but he's giving us a little money every week, isn't that nice?" And the Performing Rights Society money -- every time a song gets played on a radio station, you get a certain sum of money that varies greatly with what the station is, and what country it's in. So I was living on a few thousand a year of that until publishing money started to come in as a profit from '85 onwards.
アンディ:それでどうしていたかというと、僕ら三人とも会社からもらう低賃金で生活を立てていたんです。しかも、その賃金とは実は元々自分達の出版権から出ていたんです。元々自分達の金だったんですよ。そんなこと何も知らない僕は、無邪気に 「わー、何という良い人(例の悪徳マネージャー)なんだろう--それほどたいした額ではないけど、こんな風に毎週俺たちに給料をくれるなんて、すごいよな?」なんて思っていたんですよ。それと、演奏権保護協会から、ラジオで自分達の歌がエアプレイされる毎に定まった金額を受け取るようになっているんです。でも、それも、ステーションによって、またはそのステーションがある国によってかなり金額が異なってくるんです。というわけで、出版権を利益として受理することが可能になった85年までは、僕はそのような形で年収ほんの数千ポンドで生活していたんですよ。

TB: So you were in profit with your publishing money from '85 on.
Tb:すると、85年以降は、出版権の収益が懐に入ってきたわけですね。

AP: Yeah, so the first eight years I never saw any profit from publishing or from recording. That's a long time not to see any money. [chuckles ruefully] Then we never saw any money from the sale of our records for 20 years -- until 1997 -- which is insane! I used to read that The Who never went into profit for the first 11 years of their careers, and I couldn't believe that. But now I know how that's done. It's completely true, because we weren't in profit for the first 20 years of our career!
AP: はい。そういうわけで、デビューしてから最初の8年間、僕は自分の出版権とかレコーディングからは一銭ももらっていなかったんですよ。収益ゼロの8年間というのは長い時間ですよ[しょげて笑う]。その上、1997年になるまで20年間自分たちのレコードの売り上げから一銭ももらえなかったんですよ。狂気の沙汰!その昔、ザ・フーが音楽キャリアを開始して最初の11年間収益がなかったとか雑誌で読んで、まさか、とか思ったんですけど、今、どうしてそのようなことが起こるのか良くわかる。本当にそういうことがあるんです。だって、自分たちも音楽活動初めてから最初の20年は全く利益がなかったんですから!

TB: So when you decided to do this, then, how did you think you would support yourself? I know you did some side projects...
TB:ということは、ストライキをやることを決めたとき、どうやって生活していくつもりだったんですか?あなたはいくつかのサイド・プロジェクトを行ったわけですが...

AP: Well, things got really tough for Dave especially, because he wasn't getting so much publishing money. We had this agreement where, whoever wrote the song would take 80 percent, or 70 percent of the money [when Terry was in the band], and then pay the other members 10 percent each, whether they contributed ideas to the writing of the song or not. Everyone seemed pretty happy with that when we were working, but when we went on strike it meant Dave was living on 10 percent of what I was living on, so it was extra tough for him. He was doing odd jobs like collecting rental cars and stuff.
AP:うーん、みんな大変だった、特にデイヴの場合は。彼には出版権の収入がほとんどなくて。僕らの間での合意は、出版権の80%は各歌の作曲者に渡り(テリーがいたときは70%)、残りのメンバーには作曲にアイデアを貢献した、しないに関係なく10%づつ支払われることになっていたんです。音楽活動していた時はそれでみんな結構満足していたと思いますが、ストライキを始めてからはつまりデイヴは僕の出版権料からの収入の1割だけで生活をすることになってしまい、僕とコリンよりもっと厳しかったようです。彼はレンタカーの回収係とか、いろんなアルバイトで生活してましたね。

AP:From '85 onwards, Colin was making his publishing money. Initially, because "Making Plans for Nigel" was such a success, he was earning half of the publishing money, although he only wrote a quarter of the songs.
AP:85年以降、コリンは自分の出版権で稼いでましたよ。"Making Plans For Nigel"がすごいヒットしたので、当初は、バンドとしての出版権の稼ぎの半分は彼のものとなっていたんです。あの歌の作曲に彼が貢献したのは実際にはほんの4分の1なのに、ですよ。
posted by Miko at 12:30| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アンディ・パートリッジのノンサッチ解説シリーズ!Wrapped In Grey「常にもっとわかりやすいポップをやれと言いXTCを違うバンドに作り変えようとしたヴァージンがこの曲をシングル候補に。大喜びもつかの間急に撤回されてもう限界だった」「この歌の曲構成が物凄く変なのは、既存の構成から脱却したかったから」

ノンサッチ祭り第?弾(忘れた)

Mar 19, 2007
Andy discusses 'Wrapped in Grey'

アンディ・パートリッジのノンサッチ解説シリーズ!Wrapped In Grey
「常にもっとわかりやすいポップをやれと言いXTCを違うバンドに作り変えようとしたヴァージンがこの曲をシングル候補に。大喜びもつかの間急に撤回されてもう限界だった」「この歌の曲構成が物凄く変なのは、既存の構成から脱却したかったから」




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TB: Did you want it to be a single?
TB(インタビュアー):Wrapped In Greyはシングルにしたかったんですか?

AP: I was so delighted when they suggested it, because I thought it was one of the better-quality tracks off of the album. Virgin always went for the obvious choices. It was always the Sgt. Rocks or the Making Plans for Nigels, so it was never the more interesting stuff.
AP(アンディ):ヴァージンがこれをシングルカットしたらと提案してきたときはそれはもう嬉しかったですよ。ノンサッチのアルバム中良い品質の楽曲のひとつだと思っていたので。ヴァージンは常に明らかにシングル向けって感じの選曲をしてましたからね。いっつも、Sgt. RockとかMaking Plans For Nigelsタイプの曲。だから、決してもっと興味深い曲を選ぼうとはしてくれなかったんです。

But they came along on their own and said, "We really want to do this," and I was delighted. I thought, "Wow, this is great, we've leapt into the adult market," or something. I was really happy that they'd recognized it as a good song, and they were going to push it as a single, and they wanted to make a video for it.
でも、この時ばかりは、ヴァージン自ら言ってきたんですね。"本当にこの歌をシングルにしたい"と。嬉しかったですね。"うわー、やったぞ。やっと俺たちも大人マーケットへ飛躍したんだな"とか何とか思いました。ヴァージンがこれを良い曲だと認めてくれて、シングルとしてプロモートしてくれ、PVを作りたいとまで言ってくれて、本当に嬉しかったですよ。(中略)

So, I met up with -- I can't remember his name, the video-maker's name -- but we spoke on the phone a lot, and I said I wanted the video to look like Lotte Reiniger's shadow-show work. She was a German animator who worked purely with shadow theater. She would cut everything out of black card, and then animate it a piece at a time. Her work is beautiful -- really stunning. I've got quite a lot of her things on DVD and video. So I wanted to make it an homage to her.
Wrapped In Greyのビデオを制作する企画を練るため、名前が思い出せないが、あるビデオメーカーの人と相談したんです。電話で良く話をしたんですが、僕のアイデアとしてロッテライニガーの影絵ショウのような映像にしたい説明したんです。ライニガーは影絵劇場専門に作品を制作したドイツのアニメーターでした。全てを黒の厚紙で切り絵として一枚のピース毎にアニメーションを作ったんですね。本当に見事なんです - 美しい映像なんです。ライニガーのDVDやビデオをかなりたくさん持っています。Wrapped In Greyのヴィデオはライニガーへのオマージュにしたかった。
(中略)

And I thought, "Great, a single's coming out that I'm really, really proud of as an adult piece of work, and it looks like it's going to be a great film, where I've got a hand in saying how the film goes." And then, for no reason that was ever explained to us, Virgin just withdrew it.
それで思いました。"すごいぞ。大人の作品として心から誇りに思っているこの曲がシングルとして出る上、PVまでも自分のアイデアを聞いてもらえて素晴らしい映像になるんだな"と。それが、たいした説明もなく、いきなりヴァージンはリリースするという決断を撤回したんです。

(中略)
Yeah. But I was gutted, because I thought, "It's like killing a child in its cradle -- they're not giving it a chance to grow." That was a big nail in the coffin of the relationship with Virgin.
ショックでしたね。"ゆりかごに眠る赤ん坊を殺すようなもの。あいつらこの赤ん坊が成長するチャンスもくれないなんて" あれは、XTCとヴァージンとの関係に終止符を打つ決定的な事件でしたね。
(中略)

AP: Certainly, over the years, I was unhappy about the way we were promoted. They tried to push us into more of a straighter Pop kind of mold than I think we felt comfortable with. We all thought of ourselves as an album band that made pretty straight music, generally, but obviously not straight enough for Virgin. There was this gentle pressure all the time to be more Pop, and to play straighter. And of course when they get big success with people like Culture Club, or Heaven 17, or Human League, it's a matter of, "Well, XTC have got to go this way," you know?
AP:ヴァージンがやったXTCのプロモートのやり方には長い間不満があったのは確かですね。彼らは僕らが望む以上にもっとストレートなポップみたいな型にはめようと必死だったんです。僕ら自身はXTCは全体的にかなりストレートな音楽を作るアルバムバンドだと捉えていたんですが、どうやらヴァージンにとってはまだ十分にはストレートとは言えなかったんですね。彼らからは常にもっとポップな音楽をやれ、もっとストレートな演奏をしろ、という何気ないプレッシャーがあって。それで、当然、ヴァージンがカルチャークラブ、ヘヴン17、ヒューマン・リーグのようなバンドで大成功を手に納めた時は、"さあ、XTCもこういう方向に行かないとな"と言われたわけ

TB: Hey, it worked for Genesis, right?
TB:でも、ほら、ジェネシスはそれで成功したでしょう?

AP: [laughs] Please.
(笑)頼むよ。

TB: So they always wanted you to simplify, simplify, simplify.
つまり、ヴァージンが望んだのはとにかくとことんわかりやすい音楽だったんですね。

AP: Yeah.
そう。

TB: Because that's what I'm talking about with the Genesis thing, they went from playing complicated music to very straight pop music, and because much more commercially successful as a result.
TB:ジェネシスについて言っているのはそれなんです。彼らは非常に複雑な音楽を演奏するバンドから非常に分かりやすいポップミュージックを演奏するバンドへと変貌しましたよね。商業的にもっと成功することを狙ったわけです。

AP: Yeah. I don't know how they sleep at night, but I see what you mean. I always felt like they never accepted us for what we were. They were always trying to make us something that we weren't! I just wanted XTC to do what it wanted to do. I didn't want to have to jump through accepted hoops at Virgin. AP:そう。(商業主義に迎合した事に対し)彼らはどうやって夜眠れるんでしょうね。でも言っている意味わかります。ヴァージンはこれからもずっとありのままの僕らを受け入れたりはしないだろうと常々感じていましたね。盛んに僕らを違うバンドに作り変えようとしていたんですよ。僕はただXTCにはXTCのやりたい音楽をやらせたかった。ヴァージンの求める型にはめられるのはごめんだと。

TB:so let's talk about the genesis of the song itself.
TB:曲の起源について​​。

AP: [chortling] Genesis?!? What, we're back to those gourd-heads? The genesis of the song -- it really came from finding a three-note pattern. I just stumbled on a three-note pattern on the piano, and I thought, "Wow, that kind of sounds like Burt Bacharach!" The piece that you'd call the verse [sings piano pattern] -- you know, it's just three notes. I kept playing it round and round, and thinking, "Hmm, this is kind of corny, but I like it!"
AP:(声を立てて笑う)起源(英語で“ジェネシス”)!? また、あいつらひょうたん頭について?曲の起源は、 - 実は、ピアノで3音パターンを見つけたところから生まれたんです。それで、“うわー、バート・バカラックみたい!" Aメロと呼べる箇所(ピアノのパターンを歌う) - あれは、ただの3音です。あれをただ何回も何回も弾いていて、"ふーん、これは何の変哲もないけど、気に入った!"

TB: Done in the waltz feel from the very beginning, I assume?
TB:最初からワルツの雰囲気で作られたんですか?

AP: Yeah, it was always that waltz feel. It just seemed to fall into my hands as a waltz thing. I didn't try any other tempos, because it felt good in threes, you know. I always wanted to do a heavy waltz-type thing. I think I never recovered from hearing the Moody Blues' "Go Now" as a kid.
AP:そうです。最初からワルツの感じがありました。ワルツの曲として空からこの手に落ちてきたみたいな。他のテンポはトライしなかったし。3音がしっくり来たんです。以前から本格的なワルツっぽいことをやってみたかったんですよ。子供時代に聴いたムーディ・ブルースのGo Nowの衝撃から立ち直れてないんだと思います。



I think the original sound I was messing around with was on the Proteus, and it was a sample of a piano that has strings mixed with it as well. This sounded extra romantic, you know. The song came pretty quickly. It wasn't a case of, like, with some songs, where you come up with it on guitar, and then you say, "Okay, let's try it on a keyboard," or whatever. It might jump over instruments, you know. But this never needed to jump instruments -- it just stayed on the keyboard.
元のサウンドはProteus(シンセソフト)で、ストリングスがミックスされたピアノのサンプルだったために
特別ロマンチックなサウンドだったんです。曲はあっと言う間に完成しましたね。この曲の場合は、いつもの作曲のパターンと違ったんですね。通常は、ギターで歌のアイデアが浮かび、“よし、ではキーボードでやってみるか”とかになるんです。時には、どの楽器が一番ふさわしいのか知るために、楽器から
楽器へと移動することになるかもしれない。でも、Wrapped In Greyに関してはそんな必要はなかったんです。アイデアが出てから完成するまで一貫してキーボードでやったんです。

I also remember wanting to give the song a slightly unusual structure. I felt quite early in the song as if it needed to break away, for some reason. So you get the whole section about kneeling with the flowers, which doesn't fit with the normal structure of a song. There's one verse, and then it goes to what might be a middle section, if you see what I mean.
あと、憶えているのは、少々変わった曲構成にしたかったということ。何故だかはわからないが、この作曲の初期に、既存の曲構成パターンから脱却したいという気持ちがあったんですね。"花にひざまづく...”という所のセクション全体を聴くと、これが通常の曲の構成ではないのがわかります。Aメロがひとつあるかと思うと、すぐに、Bメロらしきセクションへと流れていくんです。わかります?

See, the part where I sing "your heart is the big box of paints" is what you might call a ramp piece or something -- you think it's going to break up into a chorus at the end...
だから、"心は大きな絵具箱”という箇所は、'高速道路への出入部'というか --- 最後のサビへと分かれ出るのかと思っているところで..... 

TB: And then it pulls back.
TB: 一旦、後退するんですよね。

AP: Right. Instead of a chorus, you get the part where I'm huddled there, in petaled prayer -- that's the only time in the song where that piece occurs. It doesn't go to a chorus right away -- there's a little instrumental break, and only then does go into the "awaken you dreamers" chorus. It's a very strange structure.
AP:そう。サビに行く代わりに、"身を寄せ合い、花びらの祈りの中で”という歌詞のセクションに行くんです--- この曲であの部分があるのは唯一そこだけです。直接すぐにはサビに行かないで ---- 楽器の小休止があってから、はじめて"夢みる君よ、目を覚ますんだ"というサビに入るんです。物凄く変な曲構成なんです。

TB: Why did you do that?
TB:なぜそうしたんですか?

AP: It just felt completely right to do it -- I can't tell you why. It was like somebody whispering in my ear, saying, "Don't go to the chorus, hold it down, make it go small and holy," you know.
AP:そうするのが一番正しいように感じたんです ---- 説明のしようがないですね。まるで、誰かが耳元で"ここではサビには行ってはいけないよ。感情を抑えて、ひっそりと神聖に行きなさい”と囁いたような感じだったんですよ。
posted by Miko at 12:21| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月04日

XTC - Then She Appeared



突然、彼女は現れた
半開きの貝殻に林檎のビーナスとして
いきなり現れた
フォックス・タルボッツ氏の世界初のゼラチン写真の中

ちょっと怖かった
鋭敏な感覚で空を飛行して
大天使ケルビムが歓呼したよ
そして突然、彼女が現れたんだ…

突然、彼女は現れた
メアリーセレスト号でクスクス笑う船員として
いきなり現れた
西の海に浮かんだ幻のアトランティスのように

ちょっと目がくらんだよ
聖キャサリンが車輪を回して神経くたくた
おかしな話だけど
そして突然、彼女が現れたんだ…

それまで輝いていた太陽が
澄み切った夏空に輝いていた太陽が
急に住所を変えてしまったかと思いきや
今、彼女の碧い瞳に宿って光を放ってる

突然、彼女は現れた
はかない流れ星のように僕の膝の上に落ちてきた
いきなり現れた
トリコロールカラーを身につけ「自由」の帽子を頭に

ちょっと心配になって
泡立つ感覚で水タバコを吸った
エドワードが色目を使う
そして突然、彼女が現れたんだ…

それまで輝いていた月が
大理石のような真夜中の道を照らしていた月が
急に荷物をまとめて出て行ったかと思いきや
今、彼女のまぶしい笑顔に宿って光を放ってる

そして突然、彼女が現れたんだ…
どこからともなく…
posted by Miko at 17:08| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アンディ・パートリッジのノンサッチ解説シリーズ3曲目Then She Appeared「デュ-クスのような60年代のバンドと偽りサイケ音楽雑誌のソノシート用に作った。その雑誌が廃刊になりお蔵入りになるところをガスダジョンがこの曲に惚れこんで救ってくれた」

ノンサッチ祭り第3弾

http://chalkhills.org/articles/XTCFans.html

Oct 1, 2007
Andy discusses "Then She Appeared"

アンディ・パートリッジのノンサッチ解説シリーズ3曲目Then She Appeared「デュ-クスのような60年代のバンドと偽りサイケ音楽雑誌のソノシート用に作った。その雑誌が廃刊になりお蔵入りになるところをガスダジョンがこの曲に惚れこんで救ってくれた」



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TB: Let's talk about "Then She Appeared." The chorus on this one shares the same melody as "Goodbye Humanosaurus."
TB(インタビュアー): Then She Appearedについて。この歌のコーラスのメロディーがGoodbye Humanosaurusと同じなんですが。

AP: There's a history to all this. It mutated after a while into "Humanosaurus" and then back again.
AP(アンディ):実は、同じになった経緯があって。Then She Appearedはしばらく経ってHumanosaurusへと突然変異を起こし、その後、またThen She Appearedへと戻ったんです。



TB: I remember being surprised when you and I first talked about this, because I had thought that "Humanosaurus" came first.
TB:最初に其のことを聞いた時ちょっと以外でした。というのも、てっきりHumanosaurusが最初に出来たものだと思っていたので。

AP: There used to be a beautiful magazine, very glossy, thick paper, about psychedelic music called Strange Things Are Happening, that contained cover-mount singles -- flexi-discs. It was run by a chap called Phil Smee. He came to interview us when the Dukes of Stratosphear stuff came out -- he was a big fan, because he loves that kind of music. We stayed in touch after he interviewed us for the Dukes, and around about 1990, I was talking to him and I said, "How about I give you a double-sided flexi-disc that is two bands, ostensibly from the late '60s, that nobody's ever heard of?" And he thought that was a great idea!
AP:以前、Strange Things Are Happeningという光沢ある表紙で厚い紙を使った高級サイケデリック音楽雑誌があったんです。カバーには付録のソノシートがくっ付いてる。フィル・スミーという人がやっている雑誌だったんですけど、デュークスオブストラトスフィアーの楽曲がリリースされた頃インタビューしに来たんです。あの人はああいう音楽が趣味だったのでデュークスも大ファンだったわけです。デュークスについてインタビューされた後もずっと連絡し合っていたんですが、1990年頃、ある日話をしていてフィルにこう言ったんです。「こんなのはどう?誰も聴いたことのない60年代の二組の異なるバンドという触れ込みで僕らが録音する2曲を両面ソノシートにしておたくの雑誌に付けるってのは?」すごく良いアイデアだと思ってくれたんです!

(中略)
So I did these recordings at home, and sent them off to him, and he loved them. And then, lo and behold, the magazine folded through lack of funds, and they never came out! So I was stuck with these two recordings, not knowing what to do with them, because they'd been written in "a style of," if you know what I mean. The lyrics were intentionally psychedelically daft for "Then She Appeared" -- if you hear the demo on Fuzzy Warbles [Volume 2], that's the original song that I sent to him. You can hear that the lyrics are a little dafter.
(中略)
早速、家でその2曲を録音し送るとえらく気に入ってくれたんですが、ところがなんと、資金不足でその雑誌は廃刊となりせっかく送った曲も日の目を見れないことになってしまった!結局、この2曲をどうしたらいいものか困り果ててしまいました。だって、両曲ともに"いかにもサイケ"というスタイルで書かれたので。わかるでしょ?Then She Appearedの歌詞はわざとサイケ風のふざけた調子で書かれているんです。この曲のデモがFW(Volume2)で聴けるんですけど、それがフィルに送った原曲です。アルバムバージョンに比べるとデモの方の歌詞の方がもう少し更にふざけた調子なんです。

I thought, "Well, this song isn't going to get done by us, because it's a sort of rejected Dukes-type song, so I'm going to nab that change that makes that 'I was a little frightened' section" for a song I was working on at the time called "Goodbye Humanosaurus," [available on Fuzzy Warbles, Vol. 3] because that works perfectly in that key -- it's in D as well. I figured I'd nab that bit of that now-redundant song, because I really liked that change and the melody that went with it.
それで「うーん、これは俺たちで使うことはないな。ボツとなったデュークスタイプの歌って感じだからな。じゃあ、Goodye Humanosaurusという作曲中の歌に、Then She Appearedの"I was a little frightened"というセクションを成す転調部をちょうだいしてやろう」と。あれもDで、あの主音にピッタリだからです。あの今では冗長になってしまった曲のほんの一部分をかっさらおうと思った理由は、あの転調とそれに絡むメロディーが大層気に入っていたからです。

So, I wrote this song called "Goodbye Humanosaurus," inserted the best chord and melody bits from "Then She Appeared," and then we duly rehearsed "Goodbye Humanosaurus" for the Nonsuch album, but I don't think Dave and Colin liked it much. We kicked it around in several different styles -- I remember thinking, "Well, if we were the Stones, we'd try it in a Blues-y style, we'd try it in a Country style, we'd try it in a Rock-and-Roll style," whatever. And so we tried it in an empty, throbbing, almost "Come Together" kind of way, and that didn't seem to work. Then we tried it faster and more Country-fied, and that didn't seem to work, either. And they didn't like it as that sort of slow, Folk-y thing that I had originally recorded, so it just didn't come to life, you know? I couldn't convince them to cover it. So it went back in the drawer.
Goodbye Humanosaurusという曲を書いて、Then She Appearedから一番良いコードとメロディーの一部をちょうだいして挿入し、ノンサッチのアルバム用にGoodbye Humanosaurusのリハーサルをしたんです。でも、デイブとコリンにあまり気に入ってもらえなくて。色んな演奏スタイルで試してみたんですけど。例えば「うーん、もしストーンズだったら、ブルースっぽいスタイルでやるな、いや、カントリースタイルでやるな、いや、ロックンロールスタイルでやるな」とか何とか考えたりしたわけ。それで、中身のないうなるばっかりの、Come Togetherに似た感じのスタイルでやってみたんですが、なんかしっくりこなかったんですね。今度は、ちょっとカントリーっぽくスピードを速めてやってみたんですが、やっぱりピンと来なくて。デイブもコリンも、僕が最初に録音したスローテンポのフォークっぽいのを嫌がったので、結局ボツになったんです。
(中略)

So, when Gus Dudgeon came on board at the last second as producer for the Nonsuch album, he wanted to hear everything, demos of everything, so I mischievously put the track by Choc Cigar Chief Champion and the track by The Golden on the tape I sent him. And he said [mimics Dudgeon], "Oh, I love that song 'Then She Appeared'!" And I said, "Well, it's a bit of a joke really, Gus, because it was done for this psychedelic magazine, and it's kind of like the Dukes -- it's by this make-believe band called The Golden." [same voice] "Oh, no no, it's wonderful! I'll tell you what, that's one of your bloody singles -- you've got to do it!" He was so keen on that song that he convinced me that we should record it. I didn't want to record it! I don't think the band did either, because it was already kind of dead in the water.
ガスダジョンがノンサッチアルバムのプロデューサーとしてやっと土壇場で現れたんですけど、その時点までやってきた全ての音源、全てのデモを聞かせろと言うので、サイケ雑誌のソノシート用に録音した2組の架空のバンドチョコシガーチーフチャンピオンとザ・ゴールデンの2曲を収めたテープをいたずら半分にガスへ送るデモテープに入れて送ったんです。すると、ガスが{彼の口調を真似て)「おお、Then She Appearedがすごく良いな!」というものだから、僕が「えー、実はあれはほんの冗談のつもりでテープにいれたんですけど。サイケ雑誌用に作られたもので、デュークみたいな曲。ザ・ゴ​​ールデンという架空バンドが演奏したことになっているんです」すると、また、ガスが「(再びガスの口調で)いや、違う、違う。本当に素晴らしい曲だよ!言っておくけど、これはシングルカットすべき1曲だ。これはアルバム用に録音しなくては!」もうこの曲に入れ込んでいて、絶対にレコーディングせにゃいかんと説得されたんですよ。でも、したくなかった!デイブもコリンもイヤだったと思いますね。だって、既に何とか生かそうと試して結局ダメだったんですから。

(中略)
So, basically, it was Gus pushing and pushing for it that got us to do it, but we never intended to record it. And then, when people got to hear the rejected "Goodbye Humanosaurus" on the fanclub cassette that came out after Nonsuch, they thought, "Well, they've plundered 'Then She Appeared' here," but no -- actually, "Then She Appeared" came first.
だから、ガスがレコーディングしろしろと押してくれなかったらこの曲に関してはレコーディングする気などなかったんです。ノンサッチリリース後に出たXTCファンクラブ用カセットテープに入ったボツの曲Goodbye Humanosaurusを聴いてファンのみんなは「この部分はThen She Appearedへと盗んだな」と思ったようだけど、違うんですよ。実際には、Then She Appearedが最初に作られた歌なんです。
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2013年07月01日

アンディ・パートリッジが"Rook"について語るその2「“自分もいつか死ぬのか”と気が付いた。“死んだら鳥が魂を乗せて空に連れて行ってくれるのか?地上を見下ろして屋根のてっぺんとか見たいな"と。残念ながら現在はグーグルアースに頼るしかないが」

ノンサッチ祭りシリーズ第二弾!

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May 11, 2008
Andy discusses ’Rook’

アンディ・パートリッジが"Rook"について語るその2「“自分もいつか死ぬのか”と気が付いた。“死んだら鳥が魂を乗せて空に連れて行ってくれるのか?地上を見下ろして屋根のてっぺんとか見たいな"と。残念ながら現在はグーグルアースに頼るしかないが」



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AP: I really like that second section as well -- to me, that says "moderne," with an "e," composer -- the sort of thing you would hear on the soundtrack of black-and-white films in the '50s. You know, a couple would be up on the moors somewhere -- in fact, there's the instrumental version of "Rook" that we've got somewhere, and it just sounds like Basil Kirchin or somebody, or something like you'd hear in a movie like "A Taste of Honey."
AP:あの二つ目のセクションもすごく好きですね。あそこは"modern(モダン)"の最後にeが付く"moderne(モダーン:フランス語の発音)"なコンポーザーが作った感じがします。 50年代の白黒映画のサウンドトラックみたいな。どこかの荒れ野に佇む男女みたいな映画のシーンで掛かるような音楽。実は、"Rook"のインストバージョンがどこかにあるのですが、バジル・カーチンか誰かがプロデュースしたみたいな、または"蜜の味"みたいな映画で使われているようなサウンドに聴こえるんです。

So, yeah, it really frightened me, and I don't know why I was so frightened. I sort of feel like I had a weird glimpse into mortality or something.
とにかく、恐怖におののいたんですけど、何故そんなに怖かったのかは謎ですね。なんだか、人間の死すべき運命みたいなものをチラッとのぞいてしまった気がするんですよ。

TB: That comes through in the lyrics, certainly. Did you write the lyrics and piano parts together?
TB:確かに、歌詞に滲んでいます。歌詞とピアノのパートは同時に作ったんでしょうか?

AP: Certainly, the "rook, rook" part came with the chords. Those chords made me think of the moors, and it was a matter of, "Oh, what's up there? There are birds, there are crows, there are rooks -- that's even better." Then the rhymes started to fall out from there, rather quickly. But it was the scenarios from the second section that took a bit longer. I think that comes from my desire to fly -- I do have that desire, which comes in out in a few songs.
APは:"Rook、rook"と言うところはコードと同時に出てきたのは確かです。ここのコードが荒れ野をイメージさせたんです。"えーと、荒れ野には何がある?野鳥がいる。カラス(crow=非群居性のカラス)がいる。そして、もっと良いのは、ミヤマガラス(rook=群居性のカラス)がいる。” その後は、あれよあれよと言う間に押韻が出来上がった。時間が少々かかったのは2つ目のセクションからのシナリオ作りだったんです。それは、空を飛びたいと言う願望から来ているものなんだと思います - 願望は確かにあって同じテーマが何度か他の曲でも登場しています。

TB: Sure, like "Chalkhills and Children."
確かに。“チョークヒルズアンドチルドレン”とか。

AP: Exactly. There's this thing about "Take me up there, but I want to see down on the rooftops, I want to see those chimney pots and washing lines all flapping away." I'm garbling a bit here, because this is tricky to talk about. It does tap into some funny, dreamlike, glimpse-of-your-own-mortality stuff for me.
AP:そう。"空に連れて行ってくれ。でも、その途中で屋根を見下したい。煙突通風管や洗濯の干し物が風でパタパタするのを見てみたいから" 要領を得ないみたいだけど、これを説明するのが中々難しくて。なんだか奇妙な、夢のような、自分の死ぬ運命を垣間見るという世界に入っていくからです。

(中略)
AP: With this song, I think it was my age, and it was a matter of realizing, "Hey, I'm going to die." [laughs ruefully] There's no limit on how late you can realize this, but I think I was realizing it then. And thinking, "Well, hell -- and I've never even flown! I've flapped my wings and flown in my dreams, but perhaps when I die I'll get to fly somewhere. Perhaps this nice little bird here will take me up -- my little soul will be on his back, and I'll get to see the tops of the roofs and such." Nearest I can get there now is Google Earth!
そういう年齢に達したんでしょうね。やっと気づいたわけ"そうか、俺も死ぬんだ"と(残念そうな笑い)。それに気づくのに遅すぎる事はないのですが、まあ、とにかくその頃気づいたんです。そして思ったんです。“なんだ。悔しいな、まだ一度も空を飛んだこともないのに!翼を羽ばたかせて飛んだ夢は見た事あるが。おそらく死ぬときどこかに飛んで行けるのかな。この親切な鳥が連れて行ってくれるのかもな。 - 鳥が背に自分の魂を乗せてくれて、屋根などのてっぺんをこの目で見れることだろう" 今、そこに行くにはグーグルアースしかない!
(中略)

AP: I'm not sure about the concept about having the name on the bell. I think I must have made that up, since it's not in Donne. I like the scary proposition of the bell ringing, and it's got your name engraved on it. That's like more than permanent -- there's no doubt then. That's you. It's your funeral, buddy.
AP:あの名前が鐘に刻まれているという発想が何なのかは自分でもよく分からないです。自分で考え付いただけだと思うのですが。ジョン・ダン(詩人)の詩には出てこないし。鐘が鳴り響く、そしてその鐘には自分の名前が刻まれている、という恐ろしい暗示なんですけど気に入っているんです。その名前は永劫に渡りそこに刻まれている-- それは、疑いなく。"それはおまえだ。おまえのの葬式なんだぜ"

(中略)
TB: Let's talk about the lyrics a bit more.
TB:もう少し歌詞について話しましょう​​。


AP: I'm very proud of the lyrics on this, actually. The B sections are about the everyday. I'm talking about all the stuff that made a big impression on me as a kid, like is the washing on a line, or the puffs of smoke coming out of chimneys, a signal or code or something?
AP:この歌詞を非常に誇りに思っています。Bセクションの歌詞は、日常の風景です。子供の頃、物干し用ロープに干してある洗濯物や煙突から出る煙がまるで何かのシグナルまたは暗号のように思えて、強烈な印象を残したんですね。

TB: It's funny -- you get glimpses of this song on "Chalkhills and Children" and even songs like "Red Brick Dream," but I think you do it particularly well here. You're talking about the everyday, but in such a spiritual context. Even as you're soaring above the earth, you are talking about very down-to-earth things.
TB:面白いです - "Chalkhills and Children"、または"Red Brick Dream"のような曲にでさえ、"Rook"と同じテーマが見え隠れしてますね。けれども、"Rook"では特に優れた描写になっていると思います。日常の話なのに、非常に精神的な文脈の中で話しているんですね。足が地から浮かび空へと飛び立つ間も、足がしっかり地に着いた現実的な話をしている。

AP: Sure. You get a new take on it, because you're seeing it from another angle.
AP:そうなんです。現実の世界について真新しい解釈をしているわけ。今まで見た事のない別の角度から現実を見ているんです。

(中略)

TB: The line where you say, "My head bursting with knowledge 'till I wake from the dream" -- you're there, you have it. Everyone gets that feeling in a dream where they're omnipotent, or it all gets revealed to them, and then they wake up and feel it slipping away.
TB:"夢から目覚める寸前までは、頭は溢れるほどの知識で破裂しそう"という歌詞ですが - やっと、到達した。やっと、全て分かった。誰でも夢でそんな気持ちになることがありますよね。つまり、夢の中で全知全能となる、または、全ての意味が明らかにされる。ところが、パッと目を覚ますと消え去ってしまう、という感じです。

AP: See, I'm being a real doofus here -- you're talking to me about these lyrics, and I'm getting emotional! How stupid is that? This song pushed so many buttons for me.
AP:ほらね、僕がいかに単純なやつかわかるでしょ。- この曲の歌詞について話しているのを聞いていて胸がジーンとしてくるんですから!すごい愚かですよね?この曲は僕の心の琴線に触れまくるんです。
posted by Miko at 06:21| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月30日

XTC - Rook

XTC - Rook



黒鳥よ
その本に隠されているヒントから
誰が誰を殺して、どこに宝が隠されているのか教えてくれ
黒鳥よ
全てを隠さず話してくれ
鐘に刻まれている名前... あれは俺なのか?

黒鳥よ
小川の流れの中に隠されている
秘密があるなら、俺もその秘密の一部にしてくれないか
黒鳥よ
おまえを行かせる前に教えてくれ
鐘に刻まれている名前... あれは俺なのか?

おまえが天高く飛翔すれば
ロープに干した洗濯物がゆらゆら旗信号を送っているのが見えるだろう
煙突の煙や交通標識がこっそりと送っている暗号を解くんだ
雲底に記されているはずのメッセージはどこなんだ?
「永遠の計画」が何なのか
おまえは知っている
でも、うっかり大きな声で口外してはならない

黒鳥よ
どんなことをしてでも
一体これはどういうことなのか説明させてやる!
黒鳥よ
なぜ見せてくれないんだ
鐘に刻まれているのが俺の名前なのかどうか?

おまえの闇夜の翼にまたがり
青い山野や川の上空を羽ばたいていく
膨大な知識で頭がはち切れそうになる、夢から覚めるまでは
もし死んだら自分にも魂があったことを知るのだろう
約束してくれ、最後にもう一度俺の魂を空へ連れて行ってくれることを

黒鳥よ
小川の流れの中に隠されている
秘密があるなら、俺もその秘密の一部にしてくれないか
黒鳥よ
おまえを行かせる前に教えてくれ
say is that my name on the bell?
鐘に刻まれている名前... あれは俺なのか?

鐘に刻まれている名前... あれは俺なのか?

*rookとcrow:rookは小型のカラスでcrowは中型のカラス。
eternal plans: 聖書で説く神が人間に対して作った永遠の計画。
幽体離脱を歌ったこの曲の最初のコードが浮かんだ時アンディは死に対する恐怖で赤ん坊のように泣いたという。録音の際には涙で声が詰まって何度もNGが出たという。
posted by Miko at 03:05| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月28日

アンディ・パートリッジが"Rook"について涙目で語る「インスピレーションの完全なる枯渇が3か月続き、もう人生最後の歌は出てしまった、もうおしまいだと。そこに突然この歌が!涙ボロボロに!」

ノンサッチ祭りシリーズ第二弾!

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May 11, 2008
Andy discusses ’Rook’

アンディ・パートリッジが"Rook"について涙目で語るその1「インスピレーションの完全なる枯渇が3か月続き、もう人生最後の歌は出てしまった、もうおしまいだと。そこに突然この歌が!涙ボロボロに!」



AP: 中略)there was a three-month gap where I didn't write anything.(中略) I was getting really worried, because it was three months, and I was rather concerned that I couldn't find anything.
当時、全く作曲をしていなかった時が3ヶ月もあったんです(中略) 歌が浮かばなかったんです― インスピレーションの完全なる枯渇だったんですよ。すごく心配になってね。だって、3か月間ですよ。歌のアイデアが全く湧いてこないので不安に駆られていました。

TB: Was the album scheduled and looming on the horizon?
TB:次のアルバム(ノンサッチ)のレコーディングが既に予定されていて、その日が差し迫っていたとか?

AP: Well, people were saying, "When are you going to go in? When are you going to be doing this album?" And I seemed to have ground to a halt in the songwriting. I wondered, "Whoa! Have I written my last song?"
AP:うーん、みんなに"レコーディングに入るのはいつ?次のアルバムはいつやるの?"と言われていて。それなのに、作曲に関しては勢いをすっかり失った感じだったんです。"うわー!もう人生最後の歌は出ちゃったのかよ?"って思いましたよ。

It wasn't like today, where I'm writing lots and lots of little bits, but I'm just in a funny state of mind where I don't want to finish any of them off. It's about 350 at the last count.
あの時の状態は、今とはまた違います。今は、何しろ溢れるぐらい多くの曲の断片を書いているんですが、変な心の状態で、どれひとつも曲として完成させる気すら起こらないんです。曲の断片は、最後に数えた時は既に350個にもなっていました。

But back then, I was in the state of mind where I was desperate to write songs, but couldn't. Then, one day, I found this chord change on the guitar -- I don't know where it came from -- and I thought, "Oh, that's really nice. That almost sounds like a piano. Hey, let me work out what the notes would be on the piano!"
 それに比べ当時は、とにかく曲を書こうとしてもう血相変えてるのに何にも書けないわけ。それが、ふとある日、このギターのコード変更を見つけたんです― どこからやってきたのかは謎 ― それで“おっと!これは良いな。なんだかピアノのように聴こえる。よし、ピアノではこれらの音符が何なのか探してみよう!”と思い立ったんです。

TB: I didn't realize it had started on guitar.
TB:ギターを弾いていて生まれた曲だとは思わなかったですね。

AP: It started there, yeah. I started to -- I don't know where the words came from, but I started to sing "Rook." And I was in floods of tears! In fact, I got really quite moist under the peepers when I was listening to it on headphones today -- sort of tapping into that emotion again, you know?
AP:そうなんですよ、ギターで始まったんです。歌い始めたんです - その歌詞はどこから来たのかはわからないけど、とにかく"Rook"を歌い始めた。もう、涙ボロボロ!今日実はヘッドフォンで聴いているうちにまた涙が止まらなくなってね--あの時の気持ちに浸るようでした。

TB: Well, I think you're not the only one. It's one of the reasons people respond so well to this song. The emotion really comes through.
TB:泣けてしまうのはアンディだけではないと思いますよ。だから、ファンがこの曲に心を動かされるんでしょう。感情がひしひしと伝わってくるんです。

AP: But for me, it was also that this broke this dam -- where I had thought, "Oh, well, I've written my last song, then. That's it. This is what happens -- you just run out of songs." And then, after three months, out fell "Rook." And not only did it fall out unexpectedly, like rain from heaven when you're in the desert, but it also scared the living daylights out of me! There's something about the chords and the melody -- that rather doomy Folk-song melody, over these bell-like, summoning chords. It really gives me the shivers now, even talking about it.
AP:でもね、自分にとってはこのダム(作曲家として突き当たった障壁)を打破出来た事に対する感動の涙だったんですよ。だって、このダムに突き当たって"そうか、俺は人生最後の曲を既に出してしまったわけだな。これで終わりだ。こうなるものなんだな。俺の中にはもう1曲も残っていないのだ”と思ってたんですから。それが、3ヶ月経って、いきなり"Rook"がどこからともなく現れた。この曲は、砂漠にいたら突然天が雨を恵んでくれたかのように不意にやってきて、しかも、あまりに恐くてブルブル震えちゃったんです!あのコードとメロディには何かこう戦慄が走るものがあるんです。あの鐘の音みたいな召喚するようなコードに破滅論風フォークソングのメロディーが絡んで。こうやって話すだけでもゾクッとしてきますよ。

And it did at the time. I remember thinking, "Where did this come from?" It was like I hadn't thought of it. It was like I'd been delivered it by some suggestion of a genie or an angel watching me. I don't believe in all that shit, but it kind of felt like that.
なにしろ、曲がやってきたわけです。"一体これはどこからやって来たんだ?"と思ったのを憶えています。自分で考え付いたとは思えなくて。まるで、僕を見守ってくれていた精霊か天使の示唆により曲が届けられたような感じです。そういうクソみたいな迷信は信じないんだけど、なんだかそんな感じがしたんです。

TB: There are lots of musicians who've talked about how sometimes it seems as if you tap into a great channel where Music is. You become the means of conveying it, rather than the creator.
TB:曲を作るというのは、音楽が埋まっている広い運路に侵入してゆくようなものだと話すミュージシャンは結構いますよ。ミュージシャンの役割は音楽の創造ではなく、むしろ音楽を探して運搬することなのだと。

AP: Yeah, you're just digging away, and you go through the last few inches of soil, and suddenly, bwooof!, you're covered in the most sparkling, clear water. And you think, "Wow, was that there all the time?" I don't feel like I wrote this. I'm not saying that I stole it, but I'm saying that it feels as if it was written for me, and dictated quietly into my ear or something.
AP:そう。どんどん掘り続ける。やっと、残り数インチの土を掘る。そして突然、ブワーッ!今まで見たこともないくらいに輝く澄んだ水が飛び出して全身びっしょりになる!"うわー、こんな水が前からずっとここにあったのか?"と思うんです。“Rook"はどうしても自分で書いたようには思えないんです。でも、どこかから盗んだわけでもないんです。言いたいのは、この曲はまるで誰かが僕のために書いてくれてこの耳にそっとコードとメロディを伝えてくれたかのように感じるということなんです。
(その2はまた数日後に…)

andy all i dream.jpg
posted by Miko at 13:19| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月24日

アンディ・パートリッジ:"ザ・バラード・オブ・ピーターパンプキンヘッド"を語る「ハーモニカを吹いてミックジャガーのフェチをマネしてみた[笑]」「完璧な人間は敵を作る。キリストはそれで殺された。ピーターパンプキンヘッドもVあいつは富を分かち合えだの同性愛者を受け入れろだの黙れ’と殺された」

http://chalkhills.org/articles/XTCFans20061203.html

2006.12.4

Andy discusses 'Peter Pumpkinhead'
アンディ・パートリッジ:"ザ・バラード・オブ・ピーターパンプキンヘッド"を語る

「ミックジャガーのハーモニカフェチをマネしてみた[笑]」
「完璧な人間は敵を作る。キリストはそれで殺された。ピーターパンプキンヘッドもVあいつは富を分かち合えだの同性愛者を受け入れろだの黙れ’と世界政府に殺された」



AP: (中略)the lyrics are not about a rotting jack-o-lantern. Actually, it was probably the best jack-o-lantern I'd ever made. I just could not bear to throw it away. So I just stuck it on the fencepost, and every day when I'd head down the garden path to the studio, it'd be, "How's old Jack looking today? Oh, boy, he's really caving in."
アンディ「あの歌は、ジャックオランタンの腐ったかぼちゃの話ではありませんよ。実は、あのジャックオランタンはおそらく今まで作った中で最も上出来のやつだったんです。それでどうしても捨てるに忍びないものだからフェンスのポストの上に突き刺しておいた。それで、毎日(裏庭の物置小屋)スタジオへの小道を歩く度に "今日のジャックはどうだ?おお、本当にぺしゃんこになってきたなあ”って見てた」

(中略)
Yeah, so I'd see the rotting head, and I started to think, "What did he do to deserve to be executed -- to be put on a spike on Traitor's Gate here? He did nothing wrong. He was kind of perfect." And then I thought, "Hmmm, what would happen if there was somebody on Earth who was kind of perfect?" I just started to extrapolate on that idea, and really mess around with it in a kind of Dylanesque way. I thought, "Why don't I come up with 'The Ballad of' -- the ballad of somebody who's pretty much perfect?" And the more I thought about it, the more I thought, "god, they'd make so many enemies!" You know, if they really encouraged humanity and humaneness and love and sharing and giving, they would really piss off so many people in power, that those people in power would do everything they could to stop them, including killing them!
(中略)
アンディ「そう、それで腐ったかぼちゃの頭を見て思い始めたんです。"こいつは一体どんな死刑になるような事をしたんだろ?'裏切り者の門’の杭の上に見世物にされて。何も悪い事をしていないだろ。どちらかというと完璧な奴だったのに。" そこで、ふと思ったんです。"うーん、そうか。この世にそういう'完璧’らしき人間が存在した場合普通何が起きる?" それであれこれ推測し始めて、歌詞をちょっとボブディラン流に考えてみたんです。"そうだ、'〜のバラード'という歌詞にしたら良いのでは?ほぼ'完璧'に近い人物のバラードってのは?" そういう人物を考えれば考えるほど"うわー、こういう奴ってものすごく多くの敵を作るんだな!" と思えてきて。そういう人物達が人々に人間性を持ち、人間らしさを示し、愛し合い、与え合い、分かち合う事を本当に説くならば、たちまち多くの権力を持つ連中達はマジ切れし手段も選ばず止めさせようとするでしょう。殺そうとさえするかもしれない!」

TB: We were talking recently about "Dear God," and the people who were so violent in their response to it -- you know that if Jesus came back today, they'd be the first in line looking to string him up. He'd be some hippy radical today that they'd get rid of as soon as they could.
インタビュア「先日のインタビューの"Dear God"でも、あの歌に対する人々(アメリカのキリスト教信者達)の反応が酷く暴力的だったと話し合ったわけですが、イエス・キリストが今の時代に蘇ってたら彼を真っ先に絞首台につるし上げるのはああいう人たちなんだと思います。キリストが今存在したらただのラジカルなヒッピーとしか見られないから、ああいう人たちにあっという間に抹殺されますよね」

AP: Well, certainly if Jesus came back, he'd be really upset with what they did with his teachings. One reason he'd be really pissed off is because Christianity was a Jewish cult. Then it got this almost anti-Jewish thing to it over the years. He'd come back and say, "No, I'm a Jew, and so are all my followers!"
アンディ「まあ、確かにイエスが復活して自分の教えがそういう連中によって変わり果てたのを知ったらそれはもう頭に来るでしょう。頭にくる理由の一つはキリスト教は元々ユダヤ人のカルト集団だったから。それが、年月を経て反ユダヤ色を帯びてきた。キリストが戻って来たら、きっと"違うぞ。俺はユダヤ教だぜ。おまえら信ずる者もみんなそう!"と訴えるのでは」

But I started to think about somebody who could be potentially perfect, and how he would upset people. There is the Jesus thing in there -- you know, his teachings obviously upset the status quo of the Jews and Roman occupiers at the time, and they colluded to have him bumped off. "We'd better shut him up," you know. And it's the same with Peter Pumpkinhead. World governments are saying, "He's preaching that we should share the wealth, that we should not be homophobic and everything -- we'd better bump him off." And so they do. They execute this character. It's just a little fable saying, there's no way you can get away with being perfect.
アンディ「考えたのは、'完璧’に為り得る誰か、その誰かがどのように人々を怒らせるだろうかと。この歌の歌詞にはキリストの話も入っています - 彼の教えは明らかに当時のユダヤ人とローマ占領者たちの現状維持を志向する勢力を憤慨させたんですね。それで、キリストを殺害しようとみんなで共謀した。"あいつを黙らせろ!"ってわけ。ピーターパンプキンヘッドも同じ。世界政府が話している。"あいつは人類は富を分かち合うべきだ、同性愛者への偏見を捨てろ、あーだこーだと説いているぞ、殺してしまえ” それで殺しちゃう。この人物を死刑にする。たとえ話の教訓で、完璧な人間を罪に問わないわけにはいかない、って事」

TB: Let's talk about the music. It's the album starter.
インタビュア「今度は、音楽について​​。アルバムのスタートナンバーですよね」

AP: [emphatically] Aren't they the best-recorded tom-toms that you've heard?
アンディ[強調]「あのタムタムは今まで聴いた録音されたタムタムではベストでしょう?」

TB: It's a beautiful big sound! I've always loved it. Just from the very beginning of plugging the guitar into the amp, you're putting the listener on notice. I thought it was an interesting transition from Oranges and Lemons, which was a very studio-based, bright, in-your-face style of production, where this seemed to be much more of a return to your -- cliche to say it, but your rock-and-roll roots.
インタビュア「美しいビッグサウンド!あれがすごく好きなんです。アンプにギターをプラグインする一番最初のところから、聴く者にさあ始まるぞと伝えているんですよね。あのいかにもスタジオベースで作られた感のある明るくて大胆なスタイルの作品であったオレンジズ&レモンズから、ありきたりな言い方ですが、むしろロックンロールのルーツに戻ったようなこの曲への移行が興味深いです」

AP: That was kind of our intent. And you've got me playing the harmonica, too, which let me get my little Jagger fetish out. [laughs] I'll tell you, although I played the main rhythm guitar in the song, it's actually Dave doing the plugging in. Because that plugging in didn't exist, and I thought, "Wow, this song would be great to open the album with, and what would be a great way of opening it is plugging in your electric guitar to get going, to kick off!" And although we already had the playing, because we'd done the track, we didn't have the plugging in.
アンディ「ちょっとそれを意図しました。それで、ハーモニカまで吹いちゃってミックジャガー(ハーモニカ)フェチをマネしてみた[笑] 実は、この曲のメインリズムギターは僕ですけど、実際にプラグを差し込んでいるのはデイブなんです。あのプラグインは元々なかったんですよ。後で思って“うわあ、この曲をアルバムオープニングに使ったら素晴らしいだろうなあ。その上、この曲自体のオープニングをエレキギターのプラグインから始めるのは凄い良いだろうなあ。'押っ始めよう'って感じで!" もうとっくに演奏の部分は出来上がっていたんですけど、トラックはもう録音されていたから。でも、プラグを差し込む部分はやっていなかったんです」

So I sent Dave in, and said, "Just crank your amp up, and we'll tape you plugging your guitar in." And god, we must have done about 20 or 30 takes of him just plugging in! Because it was, like, too buzzy, not buzzy enough, too clean and you didn't hear it click in to the guitar, or he'd drop it, or whatever. All that fuss just to get something that was almost supposed to be a little piece of verite -- "This is going to be an electric song, because here he is, plugging his guitar in."
「それで、デイブに"ただアンプのボリュームを上げて。ギターにプラグインするところを録音するから"と頼んだんです。参りましたよ。デイブがプラグを差し込むだけなのに約20回か、30回はテイクを録ったんです!理由は、ブーンという音が大きすぎる、今度は小さすぎる、いや、クリーン過ぎだ、ギターにカチッと差し込む音が聞こえない、または、プラグを落とした、とかなんとかかんとか。これも全てただ単にちょっとしたベリテ(ドキュメント風シネマ制作手法)らしきものを使ってみたかったから。"はい、みなさん、これはエレキギターの曲になります。というのも、彼は今ギターにプラグを差し込んでいるからです”」

But in the video that was done, Dave has to play the rhythm guitar, to look convincing in the video. But it's me playing the main rhythm guitar on the record, while Dave is doing his trademark arpeggio runs and things -- and playing the Hammond organ rather beautifully, as a matter of fact.
「PVの方では、真実味を出すようにデイブがリズムギターを演奏しなければならなかったんですけど、実際はレコードでメインリズムギターを弾いているのは僕です。デイブは彼のトレードマークであるアルペジオのランとかやっていて、ハモンドオルガンを優雅に演奏しています」

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XTC - The Ballad of Peter Pumpkinhead
(歌詞和訳 by Miko)

パンプキン頭のピーターがやってきた
あちこちで知恵を説き広め、金銭寄付で手を差し伸べ
空腹者に食べ物をやり、困窮者に泊まる宿を与え
ローマ教皇庁に金は何のためにあるのか教えてやった
でも敵をたくさん作りすぎた
教会のお偉いさんたちさ
よくやったねピーターパンプキン
パンプキン頭のピーターのために祈るのは誰だい
まったく!

パンプキン頭のピーターの元にみんなが集まった
教会もショッピングモールも空になった
彼が話すと、歓声があがる
パンプキン頭のピーターが真理を説く
でも敵をたくさん作りすぎた…
パンプキン頭のピーターは恥をかかせた
彼に汚名を着せようとした政府に
奴らの陰謀もセックススキャンダルの企ても完全なる失敗に終わった
ピーターがしたことはただ諭しただけ
どんな愛でも許されるんだって
でも敵をたくさん作りすぎた
パンプキン頭のピーターはあまりに立派過ぎた
木切れに釘で打ち付けられ
テレビの生放送でにっこり微笑んで死んでった
磔になってる彼は君にそっくりだった
僕にもそっくりだったよ!
でも敵をたくさん作りすぎた…
よくやったねピーターパンプキン
パンプキン頭のピーターのために祈るのは誰だい
よくやったねピーターパンプキン
まったく!
この話って泣けてこないかい?

posted by Miko at 10:41| ニューヨーク ☁| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月01日

XTC Books Are Burning (Andy Partridge)アンディが叫ぶ!「活字とは、みじめな臆病者の暴力を悠然と見下ろし 魂を自由で解放された空へと飛翔させる人間の権利なんだ!」

XTC Books Are Burning (Andy Partridge)


(私のXTC大好きトップ2位の曲。1位はもちろんNo Language In Our Lungs)

本が焼かれている
中央広場で、この目で見た
炎が文字を食い尽くす様を

本が焼かれている
シーンとした空気の中
知ってるだろう、本を焼く者は
ついには人間を焼くようになる

活字で何が書かれようが
許されるべきだ
それは、世を去った者から生きる者へ譲られた知恵のホットライン
それは、心と頭を豊かにする貯蔵庫への鍵

本が焼かれている
この町で
見てごらん、みんな背を向け
知らん顔してるよ

本が焼かれている
子供達の遊び場で
本を焼く匂いは人の髪が焼ける匂いに似てなくもない

活字は神聖なだけでなく
善悪の尺度なども超越し
みじめな臆病者の暴力を悠然と見下ろし
魂を自由に解放された空へと飛翔させる人間の権利なんだ

マッチ棒で建てた教会
無知故にガソリンの聖油で清めている
マッチ棒で建てた教会
焼け散った夢の煙を吸い込み膨れ上がる
まったく、ゾッとする光景さ

本が焼かれている
日ごとに増える一方さ、僕は祈る
おまえらがこの愚かなゲームに飽きることを

本が焼かれている
願わくば、これにより
不死鳥が蘇ってくれたらいい、その炎の中から…

*"where they burn books, People are next" : 何千冊という書籍がナチスの手により焼却されたことに関してハイネいわく “That was mere foreplay. Where they have burned books, they will end in burning human beings.” 「焚書は序曲にすぎない。本を焼く者は、ついには人間を焼くようになる」〜戯曲『アルマンゾル』から引用。
posted by Miko at 12:35| ニューヨーク ☀| XTC - Nonsuch (1992) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする