2013年09月06日

「アンディは人生の逆境に芸術の力で勝った!あいつのような作曲が出来る奴はこの世にいない」 - 元XTCギターマン・デイブ・グレゴリーのインタビュー

「アンディのような作曲が出来る奴などこの世にいない」アンディの才能に対していまだに尊敬の念を隠せない元XTCデイブ・グレゴリーが語る

「あいつは人生の逆境に芸術の力で勝った!」

デイブ・グレゴリーのインタビュー

'Til Death Do Us Part - Mojo, Issue 55, March

1999
Dave, comfortable with being out of XTC and looking forward to being an appreciated sideman somewhere soon, is unable to hide his admiration of Andy's gift: "It was a bit intimidating. As an artist he was so much better than I was. I might have had the edge on him as a guitar player in those early days, but not anymore. He had a wonderful spark of originality that nobody else had. He still has that. There's nobody writing the way that he does. Nobody at all."

XTCを辞めたことに後悔なく、早速、どこかのバンドから歓迎されるバンドマンとなることを楽しみにしているデイブ。そんな彼でも、やはりアンディの才能に対する尊敬の念を隠すことは出来ない。

"彼の才能には、ちょっと気後れして萎縮しましたね。アーティストとして、僕なんかよりずっと優れていたんです。

バンドの初期にはギタープレイヤーとしては自分の方が上手だったかも知れませんが、今では、もはやアンディに追い越されましたよ。アンディの持つあの素晴らしい独創的な音楽のひらめきには誰一人として足元に及ぶ者などいません。

そのひらめきは、まだ彼の中に残っています。アンディのような作曲が出来る者なんて存在しない。まったく一人としていません"

http://chalkhills.org/articles/Guitar0007.html
What is it like working with Andy?
(これはXTCを脱退する前のインタビュー)
アンディと一緒に音楽をやるのはどんな感じですか?

He's never played guitar to any rules. That's the way he does everything − and he always gets away with it! He can just throw his hands on the guitar and before you know it a complete song has materialized. It's quite uncanny, and most unfair. He's still very wary of doing gigs, but there's nothing he likes more than an audience. Get a few people in a room, and you soon find out who the center of attraction is. He's a natural entertainer. Maybe he's just shy, and there's some thing inside him that doubts how entertaining he really is. He's had a lot of bad luck with management and money and the rest of the lot. It's really a triumph of artistic skill over adversity. The thing that kept us going was that he kept writing songs. That's what it's all about: sheer song power

アンディのギターにはルールなんて全くないんです。

彼のルールを無視するというのは、その他、すべての事に共通して言える事なんですけど、それで、必ずうまく行っちゃうんですよ! ただ、手をギターに乗せれば、知らないうちに完全な曲が出来上がってしまうんです。それって、結構不気味だし、最高にずるいですよね。

アンディは、まだライブを行う事には、非常に警戒しているんですが、実は、彼が何よりも好きなのは聴衆なんです。

例えば、部屋に数人を集めてみれば、たちまちに皆を楽しませ魅了してしまうのはアンディだってわかりますよ。根っからのエンターテイナーなんですね。たぶん、単なる恥ずかしがり屋なのかもしれないけど、自分がどんなに実は人を楽しませる能力があるのか信じられないのかもしれません。

彼は、今まで、バンドのマネージメント、金銭、その他、諸々悲運の連続でしたよ。

本当に、逆境に対する芸術の力の勝利ですね。僕たちXTCが、ここまで、なんとか頑張ってこれたのも、一重にアンディが曲を書き続けてくれたからです。つまるところ、彼の作る歌のパワーのおかげですね。
posted by Miko at 11:31| ニューヨーク ☀| 世界最高のバンドXTCの発言の翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

【過去書き起こし翻訳】2時間インタビューのほんの一部を翻訳:1989年アンディ・コリン・デイブの最強トリオ時代(涙)のXTCインタビューPart1:アンディ「お喋りが大好きなのでインタビューは好き。別に特別な事じゃない。ただこの大きな口を開けば言葉が出てくる(笑)」

【書き起こし・翻訳】
1989年アンディ・コリン・デイブの最強トリオ時代(涙)のXTCインタビューPart1
アンディ「お喋りが大好きなのでインタビューは好き。別に特別な事じゃない。ただこの大きな口を開けば言葉が出てくる(笑)」



書き起こし・翻訳(2時間なのでかなり省略・編集・意訳しました)
アンディの屋根裏レコーディングスタジオ
1989年アンディ・コリン・デイブの最強トリオ時代(涙)のXTCインタビュー

インタビューされるのは好きか?

アンディ「エンジョイしてる。おしゃべり好きだから」
コリン「まあ良いんじゃない、仕事の一環だから」
ア「掃除するみたいなもんでしょ。(笑)掃いたゴミの中から何かを家に持ち帰ったりして」
ア「別に特別な事するわけじゃない。ただ話すだけ。この大きな穴と鼻を開けば言葉が出てくる(笑)」
デイブ「僕はただ黙ってアンディに言わせておくだけ」
コ「TVだとやっぱり意識しちゃうね。黙ってるとこいつ何も言う事のないすげえバカかと思われるから、何か言わなくちゃと思って言うんだけど、言ってから”うわー!!何であんな事言っちゃたんだろう!”(3人揃って爆笑)」
ア「そうそう、”おまえ何でそんな事言うんだよ、ほんとにバカだな!"って(笑)」
コ「だから一番良いのは何も言わないこと」
ア「デビットレターマンのトークショー番組にKing For A Dayを演奏するため出演したんだけど、出演の際にインタビューもされたいか?と聞かれたが断った。だってデビットにとって興味がありそうな話は思い浮かばないし。彼は僕らの事知りもしないし。だから、演奏だけして終わったら飲んだだけ」
コ「僕らとデビットが会話できるような共通点は何もなかったから。ショウが終わって彼が握手をしにきただけ」
デ「番組のプロデューサーは後日、”出演してくれてありがとう”という手紙をくれた」
ア「実はその手紙で”次回出演する時には僕の妻にちょっかい出さないように頼む”と書いてあった(冗談)」

トップオブザポップス(TOPS)の初出演を憶えてる?

ア「憶えてない」
デ「憶えてる」
コ「憶えてるよ、あれは…」
ア「あ、そうだ」
コ「(いたずらっ子みたいな笑い)へへへッ、Life Begins At The Hopだった」
ア「あれ観た人みんな”うえっ!なんてキモい奴ら!”(笑)」
デ「僕なんか自分で観て”うえっ!なんてキモい!”って思ったもん。いや、実は、あれ観て思ったのは何て俺太ってるんだろうってこと。ゾッとしたね。あれを見て思い知らされたよ」
コ「出演を重ねるごとに良くなっていったと思う」
ア「痩せてきたから?(笑)」
コ「カメラの角度とかわかってきたし」
ア「大事なのは鼻の中をそうじしておくこと。だってカメラのアングルは身体の真下にくるからさ。その時にレンズの上に鼻の中の物がこぼれ落ちないように(笑)」
コ「そうあごの下の方から撮るから。だから、こういう(顎を引く)風にしないと」
ア「ちょうど丸いビール腹の下からカメラのレンズが覗いてるわけ。(笑)そう、まるで朝日が(笑)地平線から昇るように現れる(笑)」
ア「TOPSは、皆が思っているほどダイナミックじゃないよ。TOPSが”生放送!”と言う場合は、実は前日に録画してある。”完全生演奏!”と言う場合は、出演は生だけど演奏は既に録音してあって口パクのみ。誰も本当の生演奏はしてないよ。最後に本当に生演奏したのは...うーん...ええと...わかんない」
デ「実は、ハワードジョーンズが本当に生でやったよね。上手だった」
ア「TOPSでは曲を再録音するフリをしないといけない。今でもそうしてるのかは知らないけど、英国音楽家ユニオン、ありがとうございます!、彼らの規定で演奏する予定の曲を再録音しなければならない。そしてその再録音したバージョンに合わせて口パクしないといけないんですよ。すごく奇妙なんですけど。でもそういう音楽家ユニオンの規定なんです」
コ「どうなっているかというと、レコード会社の代表は..僕らがその再録音のテープと本当の曲のテープを取り換える時に.(声がぐにゃぐにゃ…言ってるので、略)
ア「B面を録音するのにちょうど良い。でも、まだそういうことをしているのかどうかはわからないです。そうでないと良いですが」

On Dukes Of Stratosphear:
ィ「デュークスについて」
デ「僕らが学生時代にあこがれていたバンドの音楽。GO2を作っていた頃、アンディが“おい、サイケデリックなEPを作るアイデアがあるんだけど、おまえギター弾かないか?”と聞いて来たんです。“おう、それは面白そうだ”と答えたんですが、結局ツアーに出てその話は無くなった...それで...」
アンディが“デイブ話が長いな”というゼスチャーでコリンに腕時計を見せるマネをして二人でウケてる。
デ「1984年のクリスマス頃に、ビッグエクスプレスが出た後、アンディがマリーマーガレットオハラをプロデュ-スする話があったんですが(アンディがニヤニヤして口を隠すフリ)、諸々の事情で突然取りやめになったんです。それで、ジョンレッキーとアンディが数週間余暇があったので、以前作ろうと約束していたサイケデリックレコードを作る事になったんです。

この続きはまたいつか。。。
posted by Miko at 21:52| ニューヨーク ☁| 世界最高のバンドXTCの発言の翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする